命にかかわらないが、私みたいに子宮内膜症、筋腫、腺筋症がぽこぽこ出来やすい方は、
何かしら自分の体を改善したく、運動してみたり、良いというものに手を出したくなります。
私もその1人で、運動をしてみては減量には成功したものの何の改善もできなかった私は、
1年前から漢方をはじめました。
この漢方・・
過去に通っていた大学病院の婦人科でも西洋薬と混ざって漢方が処方されたりして、
女性にポピュラーな”桂枝茯苓丸”や”当期芍薬散”などは飲んだことがありましたが、
私にはちーーーっとも効かず・・・・
だからとっても半信半疑ではじめたのものですが、
My漢方を作ってもらって一年経っていろいろ感じたのでそれを発表!
★改善された点
- 痛みが半減したこと
腺筋症の厄介なところは激烈な痛みをともなうことです。
よっていつも鎮痛剤は財布の中にいれて、いつでも飲めるようにしてあります。
ちなみに鎮痛剤というのは痛くなる前に飲むのが基本です。理由はこちらへ
つまり、これから痛くなっては困るという時に飲むので、
会社員のときは2~3週間飲むこともあり、結果胃を痛め、鎮痛剤がきかなくなり
痛みで悶えるという状態にまでなっていました。これが結構精神にもくるんですよねぇ。
それが最近は痛みが弱まり、市販の鎮痛剤できくようになりました。
はっきりいってこれは私の中で一番の驚きで収穫です。
- 基礎体温表の波形が理想に近づいてきたこと
これはちょっと上の痛みと関係していて、
今まで基礎体温は決まった時間の起床後すぐに計っていましたが、
痛みのため夜中4・5時間置きに起こされることも多々あり、
なんとなく寝付けたなと思ったときに測ったりもしていたので、
本当の体温が測れてなかった気がします。
それが痛みが弱まったせいで、夜中ぐっすり寝てからの体温測定だったので
波形がきれいにでてくるようになったのかと・・
- ショックなことがあっても眠れて前向き
表現変ですが、前に比べてとても心が落ち着いている気がします。
これは漢方のせいかどうかわかりせんがね・・・
前は季節の変わり目、また精神的なショックなどがあると痛みが増したりして
結果的に夜眠れなかったりとあったのですが、
今はなぜか眠れる・・・
ココ最近私的にはかなりショッキングなことが起こったのに、なぜか眠れる・・
そのせいで、今回の基礎体温表の波形が一番美しい。。なんか不思議な現象ですよね。
★悪かったところ・変わらないこと
- 腺筋症・筋腫などの大きさかわらず
漢方を処方されているHPを見ると漢方で治るとか小さくなるとか書いてありますが、
私の場合は1年では小さくならなかったというのが結論です。
私も一時期エコーでの腫瘍の直径数値だけみて小さくなったかも?と喜んでもみましたが、
エコーでは一方向から見るため、大きさを正確に捉えることはむずかしく
腫瘍の種類によっては小さくなったり大きくなったりするものもあるので、
小さく見えたものは誤差範囲だったと今は思っています。
- 湿疹・肌の乾燥などの諸症状が出た
漢方というと長く飲まないと効き目がないイメージがありますよね。
しかし私は即効なにか作用する敏感な体質のようで、最初に処方された漢方は
お腹の周りにみたことのない湿疹ができました。数日たったら消えましたが・・
ちなみに私の漢方はベースに”当帰四逆加呉茱萸生姜湯”というのを使って
それにもう一つプラスしてもらっているのですが、そのプラスしているもので
なにかしら症状がでてきたりします。
折衝飲というのをプラスしてもらっているときは、
生理から14日間は生理痛、排卵痛はほとんど無痛で、でもいきなり火照るなどの症状が出、
排卵後14日間は、とにかく体中痒く、頭が痛いなどの症状がでてみたり・・
どうやら私は14日間ごとにころころ変わる体質らしく、
どっちかに効いたらどっちかに弊害みたいな現象があったりして・・
今はどっちにもきく薬がやっと見つかったので、そういうことはありませんが、
生薬でもやはり薬なので、体になにかしら作用するんだなぁとつくづく思いました。
以上が1年漢方を試してみた私の感想です。
東洋医学と西洋医学の違い・・・・
西洋医学は突発的な疾患や怪我に対して適切に確実に処置できるもの
東洋医学は慢性的疾患や西洋医学的に原因不明な症状に効果があるもの
と思うようになってきました。
とういことで、もう少し漢方を続けてみようと思います。
ちなみにこれらすべて私の私的感想なので、あしからず・・・
ぽちっと押してね↓