今年の接木を終了。やれやれ。
そうか紫陽花に接ぎ木も面白いかも。昨日紫陽花の挿し木をした後にふと思いました。多品種接ぎは何も果樹ばかりとは限りません。新種の紫陽花は紫陽花に見えません。少々の綺麗さではピクリとも反応しない私がピクっと反応しました。紫陽花は訴えるものがあります。 昨年最新品種100本程度の中から4品種を選び畑に植え付けてあります。『コサージュ』『星の桜』、他は『ポップコーン』と何だったけ。1本は夏に枯れました。何が枯れたんだろう。 昨年の6月にも挿し木しましたが、プランターの移動をした際に品種が分からなくなりました。(咲くまで待ちましょう。) と言うことでもう一度挿しました。 綺麗なもの同士を一緒にした場合、主張し合って駄目になるのかもしれません。接木時期としては既に遅いかもしれません。そもそも紫陽花の接ぎ木が出来るかどうか。 隅田の花火の余り苗を台木にして一度試してみます。感動するような紫陽花を作ってみたいですね。 さて、今年の接木は終了です。これでようやく今年の収穫に向けての作業が出来ます。再度剪定を始めました。これで余分な枝を全て落とします。出来れば石灰硫黄合剤をもう一度噴霧出来れば。 今年の最後の接木は柑橘。約30本を揚げ接ぎしました。穂木を採る為、冬の間グルグル巻きにしていた帽子を外します。 2011年に挿し木したレモンですが昨年防寒対策をせず根元まで枯れました。枯れたと思いきや、根元付近から一年かかってここまで復活。無事緑色の葉っぱです。今年の冬は何とか乗り切りました。8本のレモンの挿し木苗、今年はもう少し成長させましょう。 後半は例によってお遊び接ぎ木。5本作りました。最高で5品種接いであります。穂木が爪楊枝レベルですので集中して。何本か脱落は必ず出て来ます。失敗したものをお盆に補充するか来年の春にやり直します。お遊びですが完成するまではやり直します。 カボスへの高接ぎも10本ほど行いました。これで何品種になったのでしょう。1本の木から毎月収穫。少しづつ進めて行きます。 接木も少しづつ分かりかけて来ました。穂木を接ぐ前に一度冷蔵する。接ぐ時は切り口に水を付けなくても良い。今年の後半は私も水を付けない方向に切り替えました。少しづつ理論的に分かって参りました。ハードとソフト。どちらも重要です。台木と穂木の水分要求量の違い。台木と穂木の木質の固さの違い。台木の芽が動き始めた・穂木の芽が動き始めた。ここで何が変化しているのか。穂木が先に動いては行けません。接木も活着までのプロセスがあります。これを無視すると失敗します。 さてさて。これからは今年の収穫樹に目を向けて行きます。 にほんブログ村