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カテゴリ:ひとりごと
昨日、夫と一緒にクロスカントリースキーの
講習会に参加しました。 青空のもとのクロカンはとても気持ち良くて、 この冬の楽しみになりそうな予感がしました。 でも、今日はそれではなく、その時に感じた 夫婦の関係のことを書きたいと思います。 ![]() こんな景色の中をスキーで歩きました。気持ち良くないわけがない。 実はこの講習会、2日間の予定でしたが、 私は初日の内容でいっぱいいっぱいだったので 2日目はキャンセルすることにしました。 「努力・根性」教信者の夫は、そういうのを よしとしませんが、レジャーに根性は無用と、 私はささっと自分の分のキャンセル手続きをしました。 おかげで、今日は昨日できなかった家事をし、 チョコと遊び、午後からはカフェですごして 充実した時を過ごすことができました。 ん? それがどうした? そんなの当たり前でしょ? って思う方も多いですよね、きっと。 夫婦だって、興味も違えば、体力も違う。いつも 一緒に行動しなければいけないわけじゃない。 「私、疲れたからパス」ですむ話。 そうですよね。 だけど、私は今までなかなかその「私はパス」が 言い出せませんでした。 ===================== 私たち夫婦は同業者で、同じプロジェクトで 仕事をすることもあったので、そういう シチュエーションが多々ありました。 たとえば、よりよいデータをとるために、もう 1回出張して、調査するかどうかという話が出る。 夫はそういう時は間違いなく出張するタイプ。 できることは全部したいマキシマリストです。 私は今のデータでそこそこの結果を出せるなら、 わざわざ出張したくない、効率重視派。 最近は、競技ダンスを一緒にやっているため、 そこでも同じようなことが起きます。 たとえば、次の競技会に出るかどうか、今週 もう1回練習をするかどうか。 夫は基本、出られる試合には出たいし、練習は 1回でも多く、1時間でも長くしたい。 私はそれほど体力がないし、持病もあるので、 無理して頑張りたくない。 で、こういう議論になった時にどちらに分が あるかと言ったら、やはり「努力する」ほう。 「努力する」って日本では美徳でしたよね。 特に高度成長期を支えた世代とその世代の 親に育てられた私たち世代にとっては。 それに、万が一、結果が悪かった時に、 もう1回調査していたら、練習に行っていたら、 最善は尽くしたからしょうがないって言える。 だから、こういうことで議論する時、夫は 正々堂々と正論を述べられる。 その夫を前に、私は完全にディフェンスで、 言い訳がましくなる。 シンプルに「私はパス」と言えないのです。 ![]() うらやましいわ、ママ。それでもチョコは世界一かわいいもの。 でも、ここ数ヶ月、自分と向き合うワークを していて気づきました。 結局、夫に私の理を納得してもらおうと あれこれ言い訳するのは、パスした結果おきる かもしれない不都合の責任をとりたくないってこと。 不都合が起きた時に、だから言ったじゃん、 と責められるのが嫌なのです。 だから、夫に私の言い分を認めて欲しい。 でも、パスしたいなら、本当はただそうすればいいのです。 もし不都合がおきたらその時は素直に判断ミスを 認めればいい。それだけのこと。 夫には夫の、私には私の価値基準がある。 どちらかの価値基準に無理に合わせるのではなく、 時には勇気を持って2人の間に境界線を引く必要がある。 ===================== たかがスキー講習をキャンセルしたくらいで、 話が大きくなりました(笑)。 でも、私にとっては大きな気づきと大きな一歩 でしたので、書いてみました。 一番身近で、ずっと一緒にいたい人だから、 夫婦の関係は何年経っても、面倒であっても、 時々、丁寧に見直して、手入れしなければ いけないように思います。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.16 09:15:20
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