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チョコと私の愛しい日々

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2021.01.07
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カテゴリ:ひとりごと
​しばらく前、看護師をしていた方と話す機会がありました。

持病があることを話すと、その方は、
「自己免疫疾患の人は感情を抑え込む人が多い
気がする」と言いました。

病気とメンタルなことを安易に結びつけるのは
あまり好きではありません。

でも、その時はその言葉がすとんと腑に落ちました。

思い当たるふしがあったから。


=====================

5年前、緊急入院し、病状がひと段落した頃のことです。

朝、目覚めて病院のベッドにいることを思い出した時、

​​​​​「ああ、私、今日も仕事に行かなくていいんだ」​​​​​

そんな言葉がポロリと口から出ました。

今日だけじゃない。
明日も明後日も仕事に行かなくていい、
そう思ったら涙が出るほどうれしかった。

驚きました。

自分がそんなにまで休みたかったこと、
その時まで全く気付いていなかったのです。

たしかに、仕事は忙しく体もきつかった。
プライベートでも辛いことが重なった時期でした。

だけど、仕事なんてそんなものって思っていました。

疲れやすいことはわかっていたのです。
家事を終えるとそのままソファで寝てしまう
日が続き、夫はそんな私を「おばあちゃん
みたい」と嫌がっていました。

本当はそこで立ち止まって自分の心と体の声に
耳を傾ければよかったのです。

けれど、私はそんな自分が不甲斐なく、
もっと頑張らなきゃ、もっと頑張れると
アクセルを踏み続けることを選んだのです。

そして限界を超え、病気という形の強制終了。

体が私に代わって緊急ブレーキをかけたんだと
病室の白い壁を見ながら思いました。



チョコが安心して寝ている姿をみると幸せな気持ちになります。


仕事に復帰したのはその半年後のこと。

たまっていた疲れはすっかり抜けていました。

復帰後は仕事の仕方を変え、残業は極力せず、
友人との時間や趣味を楽しむようになり、
私の人生はすっかり変わったと思いました。

再発しやすい病気と言われていましたが、
大丈夫、私はこのまま逃げ切れる、と信じました。

が、その願いも虚しく、2年後に再発。
さらに1年後に再々発。
そして去年のちょうど今日、3度目の再発...

再発までの間隔はどんどん短くなり、自己免疫
疾患の救世主ステロイドが効かなくなってきます。

そして、緊急事態宣言の最中、ダメ押しのように4度目の再発。

私はついに白旗をあげました。

それまでぐずぐずと迷っていたのですが、
仕事を辞め、夫の待つ北海道に行くことを決意したのです。


=====================

北海道に来てからも、実はずっと再発におびえ
息をひそめるように暮らしてきました。

どうすれば再発させないですむのだろう、と
毎日考えながら。

看護師さんの話を聞いてからは、自分なりに
病気と心の関係について勉強してみました。

そして、日本ではあまり注目されないですが、
心と自己免疫疾患に関係には科学的にも
エビデンスがあることを知りました。

私が仕事に対して複雑で根の深い感情を持って
いることにも気づきました。

いえ、本当のことを言えば、ずっと前から
うすうす気づいてはいたような気がします。

ただ、そのフタを開けるのが怖かっただけ。

でも、このままでは前に進めません。
無理に歩き出したとしてもきっとまた同じこと
繰り返すでしょう。

だから、決めました。

今年は仕事と自分の関係に向き合います。

何をどこから手をつけたらいいかよくわかりません。
うまくいくかもわかりません。

だけど、このまま息をひそめて生きていても
仕方がないと思うのです。

だから、まずは一歩踏み出してみたいと思います。





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最終更新日  2021.12.16 09:16:31
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