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テーマ:愛犬のいる生活(75921)
カテゴリ:チョコのいる日々
前に飼っていた柴犬のブブは実によく人の言葉を
理解しました。 でも、それに気づいたのはブブが旅立った後。 友人のワンちゃんを数日預かった時のことでした。 久しぶりに家に犬がいるのがうれしくて、 弾む気持ちを声に乗せ、 「さあ、お散歩行こ!」 「もうすぐうまうまだよ!」 テンション高めに話しかけます。 ブブならば、「ホイきた!」とばかりに しっぽぶんぶん、全身で喜びを表すところです。 ところが、ワンちゃんはきょとん。 ん?どったの? おちゃんぽだよ?うまうまだよ? あら、言葉が通じない... まあ、考えてみれば当然です。 友人とは年中行き来していて、ワンちゃんとも 仲良しでしたが、一緒に暮らしている わけではないのですから。 そしてはじめて気づきました。 ブブと私たちは長く一緒に暮らすうちに、言葉や 表情や仕草で自在にコミュニケーションを とれるようになっていたことを。 それはもうブブと私たち家族だけの特別な 言葉だったのです。 ブブの写真ももっといっぱい撮っておけば良かった。 =================== ですからチョコが来た時も、そう簡単におしゃべり できるようになるとは思っていませんでした。 実際、チョコはとてもシャイでしたし、 こんな犬がいるのかと驚くほど自分の欲求を 表に出さない子でした。 おしゃべり以前に、私はチョコがうれしいのか 悲しいのかすらよくわからず、いつも少し不安でした。 だけど、最近、チョコとおしゃべりしている感覚があります。 「おちゃんぽだよ」と言えばいや〜〜んと逃げる。 「チョコ、だっこ」と言えばお尻をこっちに 向けて抱き上げられる体勢になる。 チョコ、胸にパン屑ついてるよ。 チョコの心の声も聞こえてくるようになりました。 私が出かける準備をしていると、前に回り 込んできては、こちらを見上げるこの仕草。 今度はお口のまわりにヨーグルト... そう言ってますよね? そして私が大好きなのが「まま、はやくおいでよ〜!」 夫と3人で散歩すると、いつもチョコと夫が 先に行ってしまうのですが、チョコは遅れがちな 私を数mごとに振り返って確認します。 私を確認するとなぜかちょっと飛び跳ねる。 それが私には「はやくおいで〜」と言っているように見えます。 =================== チョコと出会って、来月で丸1年。 ようやく私たちはここまでたどり着きました。 初めの頃は、なかなか心を開いてくれないチョコに 途方に暮れたこともありました。 暗くなった部屋で、泣きながら、 「保護犬、なつかない」なんてキーワードで ネットを何時間も検索したりして。 それも今は笑い話。 チョコ、これから私たちはきっともっと上手に おしゃべりできるようになれるね。 女同士、いっぱいおしゃべりしようね。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.22 20:50:11
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