カテゴリ:シェフのスペシャリテ
これが前菜の盛り合わせです。左奥が、イベリコ豚ベジョータのチョリソ。テキサス、メキシコ系のあの辛いソーセージのチョリソとは全く別物で、粗切りにした肉をパプリカ(スペインではピメントンという)や塩、オレガノなどで調味して豚の大腸に詰めて乾燥熟成させたもので、乳酸菌が自然について雑菌の繁殖が抑えられて保存食となる。乳酸発酵しているので独特の酸味があって、それがこのチョリソの特徴となっている。 手前が、スペイン豚とフォアグラのテリーヌ。デュロック豚とイベリコ豚をミンチにしてフォアグラの粗切りを混ぜ込んだものをテリーヌ型に詰めて焼き上げたもの。 そして右奥が、自家製のイベリコ豚ベジョータのラルド。ラルドの下にはスーッととける水茄子のサラダが忍ばせてある。ラルドの上には、相性抜群のセミドライトマト(これも自家製)シェリーのマンサリーニャ・パサダやボディーのあるシャンパーニュなどで楽しみたいですね。 これはメインのデュロック豚の肩ロースの低温長時間ロースト。2人前で400グラム近い塊を弱火で休ませながら、ゆっくりと2時間くらいかけて焼き上げたもの。赤身がありますが、これでちゃんと火が通っています。しかも生より柔らかいくらいの食感。ソースはマスタードを使って、肉汁にオリーヴオイルを乳化させたもの。 このコースが予約制なのは、このメインに時間がかかるからなんですね。ただ普通に焼くだけなら30分もあれば沢山なんですが、そんなただの焼き豚じゃぁ、私の料理とはいえませんから、、、。ご予約はこちらから
近頃は、先輩の雌猫になついて乳の出ないおっぱいを吸わせてもらってます。まだ母が恋しい時期でしょうね、、、。それにしても先輩猫も面倒見がよいこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 29, 2009 10:45:42 AM
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