私の好きな、なろう小説42+カクヨム小説。
日記タイトルには「なろう小説+カクヨム小説」と書きましたが、今回はカクヨム小説だけです。最近はカクヨム小説の方に良作が多い気がする。~続いている作品~★ダンジョン経営物語ー現実にファンタジー要素入れたいからと選ばれてしまいましたー:猫のたまさん<あらすじ>ある日突然神だと名乗る人物がテレビや動画サイトをジャックした。曰く、地球は最近停滞していると。このままだと何時まで経っても自分たちが望む進化が起きない、と。だからテコ入れするため「ファンタジー要素を現実に入れるから、その足掛かりとして、こっちで選んだ人間にダンジョン作って運営してもらうよ」「そのほかの人間がそのダンジョンに入って攻略して、戦利品を持って帰って研究して文化を進化させてね」と言った。世界中から選ばれた国の選ばれてしまった不運な人間たちがいる。日本もまた、選ばれた国で、もちろん、選ばれてしまった不運な人間もいる。これは、そんな選ばれてしまった人間である土方一颯の、ダンジョン経営物語である。すっごい面白い!すっごいワクワクする!あらすじを読んだ時は、「ふんふん、そういう系ね。ダンジョンマスターものって結構あるよね」という感じだったのですが、読み始めたら想像と全然違っていて。「(神)クリエイターってすごい」「突出した才能を持つ人がやるとこうなるのか」と驚き、感動しました。私にはそういう才能がないから、クリエイト能力が高い人に憧れるんですよね~。いいなぁ、土方ダンジョン。そしてすごすぎるよ、土方さん。★転生チートの空間魔法使いは正体隠して目立ちたい!~国でもトップレベルの美人・美少女パーティに探されてますが、それ俺ですとは言えません~:岳鳥翁さん<あらすじ>「謎の実力者ムーブして目立てるのでは?」東山東里(ひがしやまとうり)25歳。異世界転生を果たし、神様から授かった(くじ引き)力を得たことで長年の夢であった憧れを叶えようとする。それすなわち、『謎の実力者ムーブで目立って、その噂を酒場の端っこで耳にしながらうまい酒を飲む』こと。そんな彼は転生してすぐに理想のシチュエーションに出くわした!ボロボロの騎士、倒れる仲間。そして対峙する魔物。顔を隠したトーリは颯爽と現れて魔物を撃退!ピンチに現れた謎の魔法使いとして噂になると考えた主人公。だが、助けたのは国でもトップレベルの冒険者パーティ。撃退したのは最強と呼ばれる魔物。考えてた以上の規模に、酒でニヤニヤするどころか冷や汗ダラダラの主人公。果たして、うまい酒を飲める日は来るのか。いやきっとくる……!(願望)ちょっと変わった目立ち方を理想としているため、二重生活みたいになっている主人公。普段はそこそこ強い剣士を装っているのですが、それでも気付けば周りに個性豊かな冒険者たちが・・・。ヒロイン(だよね?)のマリーンのことはなんだかんだで可愛いと思うようになったけれど、王女にはドン引きしてしまう私。恋する前は立派な王女様だったのになぁ。ちなみにこの作品、もう書籍化が決まったそうですよ(MFブックス10周年記念小説コンテストで大賞を受賞→書籍化決定)。すごい。★異世界アジト~辺境に秘密基地作ってみた~:あいおいあおいさん<あらすじ>異世界に迷い込んだ中年が、未開の荒野に隠されたオアシスを発見する。この絶好の隠れ家をアジトと名付け、少しずつ発展させつつ、この世界に干渉していく。ある時はスローライフを堪能し、またある時は街で商売をしつつ仲間を増やす。不条理に命を狙われたかと思えば、仲間たちとともに抗争をしかけることもある。そんなちょっと引きこもりがちな異世界ファンタジー。本人は強くなくて、周りが強いパターン。人外(トカゲや鬼など)も沢山出てくる、良いファンタジーです。主人公(ボナス)に少しずつ仲間が増えていって、アジトでの生活も充実してきて。街での商売(コーヒーとチョコレートが美味しそう)も楽しそうで何より。←イマココほのぼのだけじゃないお話だけど、シリアス展開もあるからこそ、その後のほのぼのが際立つんですよね。平和って尊い。