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cms@ebisu

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2008.01.12
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新橋演舞場の初春花形歌舞伎は、市川海老蔵が一人5役を務めることも話題となっている舞台です。
成田屋(市川海老蔵の屋号)にとって古くから縁の有る成田山開基1070年を記念する公演でもあるのです。
この通し狂言の中でも「鳴神」「毛抜」「不動」は歌舞伎十八番で、それだけでも一幕ものとして上演される機会が多い有名な作品です。

昨年5月に「鳴神」を観ました。
「鳴神」では鳴神上人が恨みから竜神を滝壷に閉じ込めて雨を降らせないようにしているのですが、この序幕では鳴神上人がなぜ恨みを抱くようになったのか、そこから始まります。
鳴神上人が恨みを持つ原因には早雲王子が関わっており、その後に安倍清行が早雲王子の悪を暴きます。
殺伐とした物語の中で、「毛抜」では粂寺弾正が早雲王子の企みを暴く様子がコミカルに描かれていました。
そして最後は不動明王が登場し早雲王子を退治するという、その全てを務める海老蔵の奮闘振りがみどころの作品です。
最初に海老蔵自らが簡単に解説をしてくれますが「殺し、殺され・・・」の役を一人で演じるところに面白さがあります。
そして前評判の高い不動明王が宙を舞う‘空中浮遊’には本当に驚きました。
3階席からはオペラグラスでどんなに目を凝らしてもその仕掛けはわかりません。

市川家のお家の芸に海老蔵が取り組むことは、観客に彼の心意気を披露することでもあると思います。
どの役を見ても作品として芝居を堪能できる、そんな舞台を楽しみました。
海老蔵演じる様々なキャラクターに対する共演者にも注目です。

※公演詳細は、歌舞伎公式ウェブサイトで。

(新橋演舞場にて)

※写真にあるように、2階のロビーでは成田山新勝寺の出開帳が行われています。





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最終更新日  2008.01.15 01:21:19
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