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あそぶきもち(五十路親父とJr.の自転車パワートレーニングでもがく)

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September 21, 2015
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カテゴリ:自転車レース
5月に引き続き。「SELF-DISCOVERY ADVENTURE(SDA)王滝 クロスマウンテンバイク100kmに参加してきました、初参加の5月は6時間45分ほど、今回は30分切りをめざして!

結果:7時間17分11秒 244位(50歳代31位)
<データ>STAGESPOWERにてパワー計測(ケイデンス、速度はガーミン)
距離:94.94 [km]
TSS™:223.4
消費エネルギー:2805.6 [kJ]
最大ケイデンス:139.0 [rpm]
平均ケイデンス:74.2 [rpm]
最大スピード:46.5 [km/h]
平均スピード:13.2 [km/h]
最大ANT+パワー:595[W]
平均ANT+パワー:128.3 [W]
 ※今回はSTAGESは最後まで計測してくれました、途中2kWを超えるパワーも叩き出してくれています!

<レポート>
まず、コースとデータ
コース&パワー.jpg

レース始まる1週間前くらいから、原因不明の脚が腫れて(浮腫むと言うべきか)脚が全く曲がらない状態で、病院でレントゲンやら血液検査などをする、結果は骨異常なし、血液検査ではヘマクトリット値が低い(38)ので貧血に近い状態だと・・・・え、自転車乗りとして致命的じゃないですか、先生に冗談で(心は本気で)「EPO打ってくださいっ?」と言ったところ「ほうれん草食え!」と言われました。 これで気持ちは120%マイナスな状態に・・・・いいわけです。 どうも献血した時から調子悪いんだけれども赤血球沢山抜かれたのか?

そのなこんなで、最近自転車にはほとんど乗ってないのだが、大会はやってくるのだ。
今回は桜台RのMTB部会で参戦、K原部長、W辺副部長、AKI君、息子(アシスト君と呼ぶ)、私で5人参加、皆さんスペシャのEPICやらSCOTTのですからマシンはワークス級!

土曜日は渋滞の中午後には会場着で受付しておしまい、宿に帰り一杯飲んで早めに就寝、宿泊客は全員大会参加者。

朝は3時前起床、食事、サクッと準備して会場入り、そう!SDA王滝名物場所取りの場所取り!? 4時半からスタートライン前に並べられるのだが、そこの位置取りの場所取り、我々は4時少し前に到着、いい場所取りの場所取り?完了、30分間余裕あるので軽量化・・・・と思ったら、4時ジャストに皆さんスタートラインに並べ始める、な、なんと今回から30分繰り上げになったらしい・・・・危なかったが、何とか自転車を放り込んでスタート位置から100番目くらいゲット、前方には「山の神、森本氏」もいるし・・・

でまだスタートまで2時間もあるので、軽量化やらぶらぶらしてると、いました渡辺航先生!そう「弱虫ペダル」の作者ですよ、渡辺先生は王滝には毎回参加されているベテランMTBライダーです。

渡辺先生.JPG

こんなの頂いた
渡辺先生にもらった.JPG

ジャパンカップなどのとき渡辺先生のサイン会などには何百人も押しかけて大変なのだが、ここに来ればゆっくりお話しできるかもよです。
結果がパットしなかったので、中々レースレポートには入れない。

で、6時5分くらい前から神主さんが安全祈願をしていただき、6時丁度スタート!
今回はアシスト君(息子)に平坦、坂道は引いてもらう作戦!(作戦と呼べるのか?) 林道までは先導車が付く、坂道をグネグネ進む、ここで意外と中切れしちゃう人いるのですが、それ結構困ります、無理して前スタートしなくてもいいのにとか思ったりして、また、斜行も多いね、などと偉そうなこと言えたのもここまで・・・・・

林道に入るとペースアップ、前回はここで速いペースに付いていっちゃたけれども、今回はぐっと抑える作戦、しかし10分も走るともう脚がパンパンパン竹林・・・え、どうして? あっヘマクトリット38だったと余計な事を思い出してしまう、やばい感じ、アシスト君からはペースアップの指示~無理っす!

走り始めて30分で早くも脚着いた、屈伸運動をしてみる、まーこれで回復するわけないのだが、気分転換をね、少し楽になったので再スタートを試みるが、皆さんどんどん上ってくるものだから再スタートできずorz。

走り始めてもやはり脚は重い。 大会をリタイヤしたくなった。 それでもアシスト君が私を振り返りながら頑張っているので、あきらめるわけにはいかない。

CP1は2時間45分で到着、予定では2時間15分狙い、また休憩も飛ばすつもりだったが、アシスト君が少し休んで回復させようと提案してくれた、頼りになるよ。 10分休憩してジェルの補給。

ここから本格的な下りも出てくる、アシスト君意外とかっ跳ばす、下りも意外と行けるのね! 日々成長してるのだねと親として感慨深い・・・などと余裕を噛ます暇はない、こっちも必死でくだる。

MTBライダーに苦言! 私の前でもごみを平気で捨てる人いる、一度注意をしたら逆切れされた・・抜くとき無理にに声かけもなく突っ込んでくる、コーナーのINに無言で突っ込まれるとこちらはOUTへ飛ぶだけじゃん、AKI君が並走ライダーが幅寄せしてくるもんだから手で相手に触って寄らないで合図(ロードレースでは普通にやりますよね)すると「なんだよー!」切れてくる始末、この大会はコンマ何秒を削るレースじゃないよね、レベルもまちまちの人が走ってるのはご存知なはず、テクニックだか根性を見せびらかさなくてもいいと思うよ! こんな人意外と下り切るとパンクしてたりする。 翌日関係者がごみ清掃しているの知ってるのかな、こんなことしてると大会の消滅につながるぜ!MTBライダーの皆さん考え直してみたらどうだろうか?

CP1~CP2間の自然湖と呼ばれる大きな池の横に平坦区間が少しある、この区間アシスト君に本領発揮! どんどん抜いていく、水たまりお構いなし(泥飛沫は当然私がすべて被るわけで・・・おい!)、抜く人が何人も特急列車に無賃乗車してくる、35kmほど出てる(MTBで空気圧1.8k以下で中々でないっすよ)、しばらくして後ろみると誰もいなくなっていた、私もほぼ限界オーバーでたまらず「落とせー!」と叫びましたよ・・・・アシスト君いわく「遅れを一気に挽回しようと思ってさ・・・おいおい!」

この後この9月コース最大の難関「無限坂」が現れる、上れども上れども続く坂、路面はガレてるかどろどろ、上の方に尾根が見えてきてあそこで終わりかと思い、そこを曲がるとまた延々と登りが続いている・・・先ほどの高速列車の付けが一気にでてきた、アシスト君に大丈夫?と聞いてみると、「まだ全然いけるよ!・・・・あっそう」遅れ始めたとき外人さんから声をかけられる「サッキノハシルスゴッカッタヨ! ツイテイクノタイヘンダッタヨ!」オー評価されました・・・・がっ付いてきてはいなかったと思うよ。

やっとこでCP2到着ここまで、5時間半、もう7時間切りは無理・・・・アシスト君には申し訳ない、ここで最後のオヤジパワー見せたるかー(今更だが、気持ちは盛り上がるわけで)。 CP2~CP3は鬼引きしましたよ、たぶんこの区間で抜かれることは1度もなかった、50分くらいで走る、アシスト君いわく「なんで初めからこうやって走らんのよ、できんじゃん!・・・・完全上から目線です、アシストの意味わかってないなこやつ!」

CP3からが激だれ! さっき頑張った疲れ・・・というかもう身体じゅうの筋肉が終わってる、特に脚の筋肉はすべて半攣り状態、踏み込むと筋肉が締めあがってくる、速度は5kmとか出てる、ヘルメットをステムに押し当てるほど前傾入れても進まない、涙が出てきた、前を走る息子は私を気遣ってしきりに後ろを見ている「ゆっくりでいいから」なんども声をかけてくれる、申し訳ない、自由に走れば楽に6時間を切れる脚力を持っているのに私にすでに7時間も付き合ってくれている、自分にたいする口惜しさ、みじめさ、ふがいなさばかりが出てくる、このSDA王滝は本当に色々なことを考えさせてくれる、次回は息子には上位を狙って自由に走ってもらおう。

最後の下りは、すでに7時間オーバーだが、必死で攻めた! 腕の筋肉もギャップを超えるたびにショックを吸収できなくなって引き攣る、サドルからお尻を浮かせる事も出来ない、ブレーキを握ったら手が開かない、重心移動ができないのでコーナーでは外へ飛び出しそうになり、それでもひたすらゴールを目指す!

やっとゴールが見えた、息子には並んで入ろう!と、しかし、ゴールラインを越えるとき彼はすっとブレーキをかけて私を前に出してくれた、最後までアシストに徹してくれた「ありがとう!」、親子で同じステージで互いに励ましあいながら100kmを走りぬく、同じ空間を共有、その思い出も重なる、なんてすてきなんだろう、息子は弱虫ペダルから始まった自転車競技、力ではすでに私の比でがない、まだまだ成長していくのだろう、私が無理に押し付けたわけではないこともありとても嬉しい。 

9月ゴール.JPG

SDA王滝は「SELF-DISCOVERY ADVENTURE」、自分探しの冒険、今回も自分を探すことができたかな、自分の弱さや準備不足など、走ってるときは「二度と出るか!」と考えているが、一日たって頑張った我が自転車を整備していると、また次の王滝へ挑戦してみっかなっと考えている自分がいた。

大会を支えてくれる、主催者や王滝方々ありがとうございました、また一緒に走った1000人を超えるライダーに皆さん、また次回頑張ろうね、その時のために鍛錬あるのみ!?  ありがとう王滝!










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Last updated  September 21, 2015 08:28:42 PM
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