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《櫻井ジャーナル》

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2019.02.19
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 アメリカはベネズエラの再植民地化を1998年にウゴ・チャベスが大統領選挙に勝利してから目論んできたが、まだ実現できないでいる。ジョージ・W・ブッシュが大統領だった​2002年にはエリオット・エイブラムズ、オットー・ライヒ、ジョン・ネグロポンテを中心とするクーデター​を試みたが失敗、13年3月にカリスマ性のあったチャベスが58歳で死亡したが、後継者のニコラス・マドゥロも倒されていない。

 アメリカ政府を後ろ盾とするフアン・グアイドは勝手に大統領を名乗り、2月23日に何かをするようなことを言っているが、世論調査の結果を見ると国民の57%はマドゥロ支持、グアイドを支持しているのは32%。軍隊もマドゥロ派。ラテン・アメリカでは定番のCIAが操る軍事クーデターは難しい状況だ。

 キューバ政府によると、アメリカは特殊部隊をベネズエラの周辺に派遣、カリブ海諸国の基地へ輸送機を送り込んだという。軍事作戦の一環とも見られている。

 その前には​イギリス海兵隊の部隊​が中米ベリーズにあるイギリス軍の施設へ入り、ジャングルで軍事演習を実施していると伝えられていた。

 軍事侵略が実行される場合、その作戦に合わせてグアイドは抗議活動を演出、戦闘には傭兵が投入される可能性がある。そうした動きを牽制するためにキューバ政府は情報を流しているのかもしれない。






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最終更新日  2019.02.19 06:00:06



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