テーマ:テニス(3384)
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昨日のテニスは散々だった。朝家を出るときから空は今にも泣き出しそうで、それでも家から小一時間かかる場所なので、開催中止のメールが入るまではその方向に動いておかないことには、決行されたときに間に合わないことになるので仕方がない。地下鉄に乗ってメールをチェックすると同時に「本日は中止になりました」と通知が来た。ええそんなとがっかりしたが、主催者としても難しい判断をぎりぎりまで待って下したわけで、文句を言ってはいけない。次の駅で降り歩いて帰宅しようと、地下鉄の長い階段を昇りつめると、最悪のタイミングで雨が降り出していた。今朝家を出ると同時に傘を忘れたことに気付きながらも戻る時間を惜しんだ自分の決断力のスバラシサよ、家までの30分ほどの道のり、徐々に激しさを増す雨にずぶ濡れになりながら反省しよう!
それにしてもテニスオフというこのシステムを見つけたのは幸運だった。東京で仮の宿としている家から10キロ以内の開催場所を検索すると、地下鉄・バス・自転車を使って1時間弱で行ける所が5、6か所見つかる。公共のテニスコートを(多くの場合2時間枠で)予約した主催者が、このサイトを使って人数を募る、レベルは初級、初中級、中級、中上級などの用語を使って指定し、なかには女ダブ、つまり女性だけのダブルスを希望する人もいるし、男女募集とする人もいる。さらに、募集の詳細が記載されていて、レベル、内容(ダブルスゲームなのか練習なのか、ゲームならどのように進行するのか)、人数と会費(一人当たり500円~1000円、有明インドアは高いよ)などの必要事項のほかに、「レベル差に拘らず楽しくできる方なら、老若男女国籍年齢問いません」のようなリラックスしたものから「自己中心の方は申し込まないで下さい、中級の下の方は申し込まないで下さい」とか「ベンチであまり騒ぐ方はご遠慮願います」など細かく指定する場合もある。主催者が過去のイベントで嫌な思いをした結果の条件指定なんだろう。 募集方式には二つあって、募集した人から順番に承認されていく場合と主催者が承認するかどうかを任意に決定できる方法とがある。後者の場合にも、承認・非承認の決定を開催日の直近まで引き延ばす人がいる。申込者を横並びにして吟味して決めるのだろうが、申込者にとってはこれが一番困る。他の開催に申し込みたくても、非承認されるまでは申し込み難いではないか。僕も「お断り」の通知を受けたことがあるが、申し込んでから1週間ほど決定されず挙句非承認された。その時のメッセージは「緊急事態宣言の延長もあり、また夜もかなり冷え込む日が続いておりますので、参加者様の安全を最優先に考えて、今回はお断りさせていただきます。大変申し訳ございません」だった。要するに高齢者だから感染してはいけないので、ということを回りくどく書いたのだろう。顔写真付きで応募しているわけではないので理由としては年齢とレベルくらいしか思いつかない。理由はどうあれ、早めに非承認してほしいものだ。 2度参加させてもらった主催者でメアドを交換するくらいになった人がいる。その方は、参加の条件の書き方にしても穏やかで、実際に会ってみると人柄が親しみやすく誠実そうで、こちらから投げかけるメッセージにも素直に応じてくれる、もちろんまだ友人と呼べるほどに近いわけではないが、こういう主催者の会にはできるだけ参加したいものだ。僕のように感じている人が大勢いるのだろう、この方の開催はあっという間に埋まってしまう(承認タイプの開催ではないので、原則早いもの順である)。 今日は運悪く雨で流れてしまったが、このシステムを利用し始めてから、日本に来るのも一層楽しくなった。後は、肩を痛めてからすっかりダメになったサーブを早く復活させることだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.16 16:13:30
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