清水さんは、これを読んだとき深く共感するとともに、がっかりしたと書いている。
共感は書かれている内容について、がっかりはこの文では作品の魅力が余りに多くこぼれ落ちてしまうと感じたから、という。
意味は確かにその通りでも、それだけではないもっと深々とした魅力が私たち読者には届いているのに、それが抜け落ちてしまう。
作者の意図を超えて作品はある。
本当にそうだ。
ル=グウィンが何と言おうと、3巻の価値が損なわれるわけではない。
まだまだ読み込みが足りない。
きっとこれからもずっと読み返し読み返ししていくのだろうと思う。
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最終更新日
2006年04月14日 18時27分25秒
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