わたしは価値を創る

■あるセミナーに参加。人から勧められた子供の教育に関する話です。

ビジネス系セミナーにしか行かないものですから新鮮でした＾＾

■講師の方は、小学校の先生です。

「子供のいいところを伸ばす」という信念で、学年のはじめに「宝物ファイル」を一人一人に渡すそうです。それは、子供が思う宝物を入れておくファイル。テストの答案であったり、習字であったり、好きなタレントの写真であったり。

自分を好きになることが、自信を持って生きる第一歩になるということです。

■先生は、「自分の好きなところ」を書かせてそれも宝物ファイルに入れるそうです。

次に家族から見た「その子のいいところ」、友達から見た「いいところ」も書いてもらいファイルに入れていきます。

自分でも気づかない「いいところ」がファイルに溜まっていきます。

いわゆる「ジョハリの窓」を広げていくことになります。

■先生いわく、人は生存欲求よりも所属欲求の方が強いとか。つまり、自分の居場所がないと思った子供は、死んだほうがマシだと考えてしまいます。いじめで死んでしまう子供はそう思ったのでしょうか。

だから、学校でも家庭でも、その子の居場所を作ってやることが何よりも大切です。否定ではなく、肯定してやること。

子供のいいところを見てやろう。

■私も人の親ですから、身につまされました。今まで子供の悪い面ばかり見ていなかっただろうか。知らず知らずのうちに、子供の居場所を奪っていなかったのか。

反省しました。

■この考え方は、どんな人間関係にも通じるものがあります。会社でも、友人でも。

すばらしいセミナーでした。