カテゴリ:仕事関連の日記
”人材育成とは知識を供与することではなく、相手の中に宝物を見つけ共に育つこと”
先日観たCS放送「人材育成の本質」より。 ■私は営業コンサルタントとして、研修などの講師も行う立場ですから、上の言葉は肝に銘じなければなりません。 私の場合、精神論はなるべく排して、戦略や論理のみを扱うようにしていますが、それでも、コンサルティングの場は、人と人の接する場であり、人材育成の機会でもあると思います。 いくら正しい論理で適切な戦略を授けたとしても、そこに何らかの”気持ち”がなければ、行動に結びつくことはありません。 例え本に書いてある知識を繰り返すだけであっても、生身の講師に学ぶ意味があるのは、その一点でしょう。 ■現場には、様々な例外があります。決して一筋縄ではいかない。 特にコンサルティングの現場は、突発的事項だらけですから、魔法の手法で劇的に改善するなんてことはまずありません。 現場の知識で、現場の人間にかなう人はいませんから、毎回が協働作業です。 しかも改革改善につながる道はいつも「針の穴を通す」ようなものです。 その協働作業の過程で否応なしに人格を試されています。 ■やはり人材教育は、全人格的なものです。 人格的につまらない講師から学ななければならない人は不幸でしょう。 例え未熟であっても、共に成長したいと思えるような人でなければならない。 自分には大いに欠けている資質であるということを自覚しながら、肝に銘じておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2012 08:16:00 AM
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