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マネージャーは、正しいことをする。リーダーは正しいと思うことをする。byピーター・ドラッカー
■CS放送のBBT757で「社会変革型リーダー」なる番組を観ました。 講師役は、元経済産業省出身の朝比奈一郎氏。現在は、青山社中なる会社の代表です。いかにも熱いでしょう^^ 端的にいえば、日本のためを思って活動するリーダーよ出てこーーいという番組です。 私は自分の仕事の中から、精神論的な要素を省くようにしていますので、こういう熱い思いを語ることはありませんが、実をいうと、元々は熱いことを言いたがる人間です^^ ■朝比奈氏は、官僚として日本のために粉骨砕身働いてきたという自覚を持っておられるようです。多分実感でしょう。また周りにも同じような気持ちで働く同士が多かったとか。 ただそれだけ働いても、結果が伴わないというのは、やり方が間違っているのではないか?と問題意識を持っておられました。 そのやり方をどう変えるのかというと、朝比奈氏の結論では、「正しいと思うこと」をやり切ることです。 たとえ、前例がなくても。法律に反していても。 その社名からわかるとおり、朝比奈氏は、自分の活動を維新の志士になぞらえています。「自分が何をしたって命をとられるわけではないので、まだぬるい」と言っていました。 ■寛容さをあえて排除しようというやり方です。 つまり「日本は税金が高いからシンガポールに会社を移そうぜ」という人たちの価値観を“悪”だと判定しています。 元々は熱い私も、こうした一方向からの見方には、違和感を覚えました。 どうも私は、物事を相対化することに慣れてしまったのかも知れません。 朝比奈氏のやるように、物事には多方面から意味づけできるということを無視したほうが、実践的なのかも知れません。 でも、ここは素直に頷けなかった。 ■ただし、世の中や組織を動かす原動力になるのが、理論の整合性を越えたエネルギーであることには、納得します。 日々、現場で実感していることだからです。 いろいろ考えさせられて、勉強になる番組でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 13, 2012 05:56:46 PM
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