カテゴリ:仕事関連の日記
■昨日に引き続き、東京の会社でコンサルティングでした。
こちらの会社にも、戦略を作った後、フォローするために参りました。 ■営業戦略を作って、その考え通りに動いていれば、組織としてはいいのですが、今回はあえて苦言を述べさせていただきました。 というのは、戦略がどこまで進んでいるかの説明が十分ではなかったからです。 「ちゃんとやっているから文句ないだろう。結果を見てくれ」というのは多くの営業担当者の本音かも知れませんが、マネージャーの立場の人には許せる発言ではありません。 わざわざ戦略を作ったのは、結果オーライから脱却するためです。 あいつはいざとなればやってくれる。普段はいい加減でも必ず結果を出すやつだ。といえば、劇画の主人公みたいで、かっこいいかもしれませんが、現実の組織には迷惑です。 結果だけの営業など評価ゼロです。 ■戦略は、立案→行動→検証→修正・再立案→行動→検証→修正・再立案…と続いていきます。 行動を検証しなければ、戦略サイクルは進みません。 そのために、行動を測定するための仕組みを戦略の中に組み込んでおきます。 現場の営業担当者自身は、面倒くさがって、測定記録など嫌がるのですが、そこを怠れば、いつもの結果オーライに戻ってしまいます。 だから営業マネージャーは、現場営業のそのような態度を許してはいけません。 ましてや、営業マネージャーが測定と検証を怠たるなど言語道断です。 ■今回の会社のマネージャーが確信犯的に怠けていたわけではありませんが、その姿勢を指摘させていただきました。 次回また精緻に見させていただきますので。 よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2012 06:58:32 AM
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