カテゴリ:仕事関連の日記
■「孫子の兵法」は、勝つための書ではなく、生き残るための書です。
だから戦うことを奨励しているわけではありません。戦わずに生き残れるならそれがベストです。 孫子は強固な「城」は攻めてはならない。と教えています。 逆にいうと生き残るための秘訣は、強固な城を作ることです。攻められないぐらい強固な城です。 「孫子」を活用するための最大のキーワード ■私は昨年から孫子の最大のキーワードである城について、強い会社の秘訣も城を築くことだと考えてきました。 城を強固にする最大の基盤は、顧客です。顧客基盤を強くすることがまず第一です。 その顧客との接点が、販売チャネルです。どのように顧客と接するのか、つながるのか。 つまり、城の外堀は顧客を守り、内堀はチャネルを守っているイメージです。 ■では城壁の中には何があるのか。 当然、従業員です。従業員を守る。あるいは、従業員そのものが石垣です。武田信玄の言ったように。 ここに従業員マネジメントの重要性があります。彼らがやる気にならないと城は何の力を発することはありませんし、何もできなくなります。 本丸、二の丸、三の丸。というのは、その企業の強みです。製造業なら、技術、商品、特許なのかな。目に見えないノウハウかも知れません。 そして、その強みを活かして、顧客とつなぐのが、営業機能です。 (あえていえば、城塞がイキイキと有機的に機能するためには、豊かで魅力的なストーリーが必要です) ■孫子を読んでいると、そういう城塞のイメージがわいてきます。 小田原城のように100年続く城を築きたい。 誰もがそう思うことでしょうね。 私も思います。小さくても100年続く強い企業を作りたい。そんな企業を応援したいと思います。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】廃業寸前から世界トップ企業になった奇跡の物語 [ 駒井俊雄 ] ■株式会社クリエート・バリュー ★経営戦略のテーマを幅広く学ぶ。「戦略勉強会」10月22日(木) ★オンラインでランチェスター戦略を学ぶ。「ランチェスター戦略入門セミナー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 12, 2015 11:01:29 PM
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