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わたしは価値を創る

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November 23, 2015
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カテゴリ:書籍の紹介
■衝撃の内容です。

パナソニック不振の根本原因を人事抗争に求めた本です。

その内容がえげつない。出てくる人たちはほぼ実名です。

■創業者の松下幸之助氏が引退する直前、娘婿である松下正治氏への引退勧告を当時の社長にさせようとしたという。

そんなもの自分でいいなはれ。ということなんですが、歴史的に女性陣に頭の上がらない幸之助氏は、自分では言えなかったらしい。

結局、この弱腰が、その後のパナソニックに祟ったわけです。

■当時の山下社長もそれを言えず、次の谷井社長に申し送った。

真面目な谷井社長は実行しようとしますが、いわれた正治氏は猛反発して人事抗争に発展します。

結局、勝ったのは創業家である正治氏側で、以降、99歳で引退するまで君臨し続けます。

その間、社長を務めた人物は、正治氏の意向を汲む施策をとらざるを得ませんでした。

■その施策がただしければよかったのでしょうが、社長側がその意向に過剰に沿おうとしたのか、谷井社長時代の方向性を否定することに重点を置き、新たな成長戦略を築けなかったところに問題があります。

この本に書かれていることが本当なら、そらむちゃくちゃです。

なにしろ、前社長憎しが先に立つので、成長の芽を次々摘んでいったらしい。大枚をはたいて買収した映画会社MCAを活かすどころか、安値で叩き売るところなんか、自分のことのように悔しくなりました。

■パナソニックのような一流企業でさえ、このような子どもじみた人間関係で、道を誤るというところが実に恐ろしい。

そういえば、ソニーの人事の内幕を書いた本もありましたね。

結構、こういうしょうもないことで、日本の資産が失われていっているのかも知れません。

そう思わせる一冊でした。

■しかし、この本に書いてあることって本当なのでしょうかね?

正治氏側(とされた方)からの反論はないのでしょうか。あまりにもえげつないので、無視した方がいいと思ったのでしょうか。

相当バイアスのかかった内容じゃないかとも思えるのですが、真相はどうなんでしょうか。

ちょっと素直に信じがたい内容の本でした。



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Last updated  November 23, 2015 11:28:20 PM
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