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利益率22%!東横インは"非常識の塊"だった 創業家社長が語る「脱・値上げ」の行方
■東横インというのは魅力的なビジネスですねー まずコンセプトが明白です。 「駅前旅館の鉄筋版」 どんな駅前にでも必ず一つはあった低価格旅館の現代版です。 ■だから宿泊以外のものはいりません。 レストランも宴会場もなし。寝るためだけの施設です。 だから最低限の設備ですみます。 ■従業員はほぼ女性。主婦層です。 駅前旅館にあるような素人っぽいが、丁寧な接客を提供するのが売りです。 ■需給がひっ迫していても、価格は据え置きです。 駅前旅館を利用するような人たちを困らせるわけにはいかないから。 だからフォロワーが離れません。 また価格改訂という余計な業務がいりません。 結果として高い利益率を実現できているというわけです。 ■「駅前旅館の鉄筋版」というコンセプトを中心にビジネスの仕組みが出来上がっているので、揺るぎません。 安全と清潔をリーズナブルな価格で、というコンセプトは、普遍性があります。日本全国に展開していったのもうなづけますし、今後は海外への展開も見込めそうです。 ■スーパーホテルが似たようなコンセプトを持っているのかな。あちらはさらに自動化、合理化をなしていますが、東横インにあるような親しみのある接客はありませんがね。 ホテル業界においては盤石のように思えます。 が、ビジネスモデルが完成していると思えるため、硬直化している恐れがあります。 気になるのは、グループの店舗が東横イン一本であること。 さらに安い。静か。快適。ビジネスが進む。といったそれぞれ特徴のある実験店舗を作っておかないと、需要の変化やライバル会社の攻勢に弱くなると思いますね。 逆にいうと、他のホテルは、東横インとの差別化で事業を作ることができます。そういう存在になったというわけですな。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語 [ 駒井俊雄 ] ■株式会社クリエート・バリュー ★【大阪】大阪府工業協会 第一線営業マン研修(新規開拓編・8月27日) ★営業を会社の強みにする「営業コンサルティング」 ★オンラインでランチェスター戦略を学ぶ。「ランチェスター戦略入門セミナー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 13, 2016 10:45:51 PM
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