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テーマ:今日のコーヒー(5073)
カテゴリ:コーヒーの話
豆をプレスします。
「タンピング」と言う工程です。 極細に挽かれたコーヒー粉を 「ギュ~」っと、押さえて、 固めます。 このとき 表面がフラットに なることが大事です。 斜めになったり かかる力が 場所によって 違ったりすると、 コーヒーの抽出が不安定になり、濃くなったり 薄くなったり してしまいます。 うちの「タンパー」は、グラインダーにくっついています。 イタリアでやった時は この「タンパー」が セパレートになっていて 押さえやすかったんですが、今のうちにあるヤツは ちょっと 使いづらい。セパレートになったヤツが欲しいと思っています。 で、粉を詰めたら エスプレッソマシンにセットします。 しっかり セットして固定したら、ボタンを押せばOK。 前もって 量を調整したお湯が出てきます。 このとき 9気圧で抽出します。 それより高いと コーヒー豆の焦げ臭や雑味成分が出てしまうし、 低いと、風味が弱くなってしまいます。 お湯の温度は90℃に設定してあります。 これは豆のロースト加減で変わってくるみたいですが、 うちでは90℃がベストです。 これも 圧力と一緒で 高すぎると余分な雑味成分がでてしまうし、 低いと 風味が弱くなります。 それぞれのローストに合った温度に調整するといいでしょう。 ちなみに 抽出したエスプレッソは67~68℃くらいが 適温だといわれています。 ちょっとぬるい感じですが エスプレッソは このくらいの方が 確かに美味しいと思います。 そして お湯の量。20~30ml。 お店によってばらつきはありますが、 この範囲内です。 30ml以上出しても もう うまみのあるカフェは 出きっているので、 薄くなっていくだけで無駄です。 抽出時間はだいたいどこでも20~30秒です。 この時間で抽出できるようように 粉のメッシュを調整します。 この抽出時間とエスプレッソの風味が 深い関係があり 時間が長すぎると 余分な えぐみ・渋み など出てしまいます。 いわゆる 「出がらし」の状態です。 時間が短すぎると うまみのエキスを完全に引き出せないため 深い味わいになりません。 「トロ~・・・・・」っと 時間をかけて ゆっくり出てきます。 良いエスプレッソとは・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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