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モーリス・ベジャール生誕80年記念特別公演シリーズ(1)
チャイコフスキー記念 東京バレエ団 《ベジャール=ディアギレフ》 ベジャール・プロ ゆうぽうと簡易保険ホール 開演18:30 指揮:アレクサンドル・ソトニコフ 演奏:東京シティ・フィル・ハーモニック管弦楽団 夕飯の支度やら着替えにバタバタして(大した服を来て行くわけじゃないのに)家を出るのが遅くなり…案の定遅刻。「ペトルーシュカ」は、一階脇出入り口の階段に座って鑑賞。 ●「ペトルーシュカ」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー 青年:後藤晴雄 若い娘:吉岡美佳 友人:木村和夫 魔術師:高岸直樹 三つの影:高橋竜太、平野玲、中島周 四人の男:氷室友、辰巳一政、長瀬直義、小笠原亮 四人の若い娘:高村順子、門西雅美、小出領子、長谷川智佳 ●「ギリシャの踊り」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:ミキス・テオドラキス ?イントロダクション ?パ・ド・ドゥ(二人の若者):大嶋正樹、古川和則 ?娘たちの踊り ?若者たちの踊り ?パ・ド・ドゥ:小出領子、中島周 ?ハサピコ :井脇幸江、木村和夫 ?テーマとヴァリエーション ソロ:首藤康之 パ・ド・セット:佐伯知香、高村順子、長谷川智佳子、西村真由美、乾友子、田中結子、吉川留衣 フィナーレ :全員 ベジャール作品の中では、私的ベスト5に入るお気に入り。地中海の爽やかな青い空と海を連想させる、とっても心地よ~い作品。海から産まれた命が、最後はまた海に帰ってゆくような…そんな余韻を漂わせた構成も大好き。おまけに今日は、首藤さんがソロ初挑戦ということで、期待も膨らむ。 で、首藤さん。とても伸びやかに、楽しそうに踊っておりました。初日なので、丁寧さが先に出ている感じではありましたが、 身体の先端まで神経の行き届いた、繊細で伸びやかな踊り。独特のピュアなオーラが漂っておりました。大嶋&古川のパ・ド・ドゥも、「仲間」として心は共鳴しながらも、しのぎを削ると言うのか、心地よい緊迫感があって見ごたえがありました。「ギリシャの踊り」では、男性ダンサーが皆セクシーに見えてしまいます…上半身裸のせいでしょうか(笑)。 ●「ボレロ」 振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル メロディ:上野水香 リズム:大嶋正樹、古川和則、平野玲、中島周 初鑑賞の上野水香嬢のボレロ。端正でクールなボレロでした。巫女とも女神とも女戦士とも違う…うーん。何でしょう?私はどちらかと言えば、男性舞踊手による、生命力がガーっとほとばしる、熱気も湿気も高くて濃厚なボレロが好きなので、まぁ、こういうボレロも有りなんだなぁとは思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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