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カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。最近、満腹になるまで食べる機会が増えています(昨日も満腹)。 さて、10月も半ば。 徐々に秋も深まり、競馬もどんどん盛り上がってくるシーズンです。 今年はコロナ禍で、その盛り上がり方にも例年とは違ったものがありますが、それでもビッグレースが近づき、実施され、名勝負・好レースが展開されるのを見ると、気持ちが高ぶります。 先週、大井競馬場ではRoad to JBCに位置づけられるレースが2つおこなわれました。 水曜日(7日)には1200メートルの東京盃、そして木曜日(8日)には牝馬のレディスプレリュード、いずれもJpn II。JBCに直結する注目レースでした。 遠く台風の影響か、水曜日から雨に見舞われた東京地方。 東京盃は、雨・良馬場。レディスプレリュードは、雨・不良馬場のコンディションでおこなわれました。 (雨の中、2日連続の重賞がおこなわれました) (木曜日のレディスプレリュードはご覧の不良馬場) レースのほうはご覧いただいたことと思いますし、まだの方はリプレイを見ていただくこととして。 東京盃は、ジャスティンが好位追走からいち早く先頭に立つと、追ってきた昨年JBC1・2着馬のブルドッグボスとコパノキッキングを振り切り優勝。春の東京スプリントに次いでこの大井1200メートル重賞を制覇しました。 レディスプレリュードは、前走初ダートを快勝して圧倒的人気に押されたマルシュロレーヌが期待に応えて圧勝。直線でも手ごたえにかなり余裕を感じさせる勝利で、新ダート女王候補筆頭に躍り出ました。 下にご紹介する、優勝騎手のコメントにもあるとおり、ジャスティンは大井1200メートルとの相性の良さを、そしてマルシュロレーヌはダート適性の高さを、鞍上も見た我々も確認した、という2つのレースになりました。 東京盃優勝ジャスティン号 戸崎圭太騎手 「砂をかぶらない位置には行きたいと思っていたんですけど、先に行く馬がたくさんいそうだったので、どういう展開になるかなと思っていましたが、一番いいかたちでレースを進められたかなと思います。 馬場は水分も含んでいますし、前残りは多いと思いますけど、一番走りやすいのかなと感じていました。 着差はそんなにないですけど、先頭にたってからも遊んでいるようなところも見せて、後ろから馬がくれば反応してくれるところもありました。 話を聞いたところでは、とても元気な馬とのことで、まず返し馬など落ちないように気をつけていたんですけど、いい馬で、走るなあと感じていました。 (東京スプリントに続いて)重賞を大井競馬場で2勝ということで、相性もいいのかなと思います。 ボクは復帰してファンのみなさんの前で乗せていただいたのは初めてだったんですけど、競馬場にたくさんのファンがいらっしゃいますと気持ちも入りますし、頑張りたいなという気持ちになります。 まだまだたくさんの方という感じにはならないですけど、ぜひ競馬場にお越しいただいて楽しんでいただけたらなと思います」 (ジャスティンの手綱をとり、優勝に導いた戸崎圭太騎手) (東京盃を制したジャスティン。雨の夜ということで、この程度にしかピントがあいません。機材=ケイタイと腕の問題も大ですが) (勝馬にせまった2着。ブルドッグボスは昨年、浦和JBCの優勝馬) (3着コパノキッキング。昨年JBC2着馬。外をまわった分か、勝馬には届かなかったものの、直線の伸びは目立ちました) レディスプレリュード優勝マルシュロレーヌ号 川田将雅騎手 「無事に勝つことができて何よりです。 初めての地方競馬場で初めてのナイター競走で、というところを心配していたんですけど、パドックでの雰囲気も全く問題なさそうでしたし、返し馬の雰囲気もレース直前も問題なく過ごすことができたんじゃないかなと思います。 この馬のリズムで競馬をして、この地方の馬場でどれだけ走れるのかというところでした。 とてもいいリズムで走ることができていたので、何ら問題なく大丈夫だなというのを実感しながら、道中乗ることができました。 (3~4角でも)いい雰囲気のまま、継続していい雰囲気で走ることができたと思います。 前回が初ダートということで、素晴らしい勝ち方してくれたんですけど、これが本当にダートが合うのかというのも心配なところではあったんですけど、今日のこの馬場でもしっかりと自分の脚を使うことができましたし、直線は、やはりダートが合うんだなということを確認しながらのレースになりました。 半信半疑でどれほどやれるのかというところで今回のレディスプレリュードだったんですけど、今回の結果が物語るように、高い素質を示してくれましたし、このまま無事に次のJBCに向けていい時間を過ごせればと思いますので、本番も楽しみにしてくれたらと思います」 (マルシュロレーヌ。相手関係が強化するであろうJBCでも、きわめて有力、と思わせる勝ちっぷり) (2着マドラスチェック。前に行って粘ったものの…。勝馬との差を、本番で詰められるかどうか) (実績は出走メンバー中断然だったものの、3着のプリンシアコメータ) (地方最先着5着でグランダムジャパン古馬シーズン優勝を決めたサラーブ) 先週半ばからあいにくの雨となりましたが、そんな悪条件でも、注目レースのパドックにはたくさんのファンの方が集まり、熱い視線を出走馬に送っていました。 大井競馬場、先週も入場制限をし、本来の入場者数からすればほんの一部にしか相当しない400名ほどのお客さま。 それでもこうして競馬場に駆けつけ、出走馬・騎手に気持ちのこもった声援を(遠慮がちに…ではありますが)おくってくださる姿を見て、我々も非常に元気づけられます。 JRAでもいよいよ入場再開となり、各競馬場でファンの姿が見られるようになってくると、本当に本当に当たり前のことを痛感せずにはいられません。 ファンのみなさんあっての競馬なのだ、ということを。 ファンのみなさんと一緒に、秋シーズンの競馬を楽しんでいきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月12日 11時50分05秒
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