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![]() ベルクソン 哲学の入門書である。 今まで哲学は敬遠してきた。 つまり、「しち面倒くさく考えるなよ」であるが、なァに、自分が一番しち面倒くさく考えるくせに…。 ベルクソンという名前はこの本で知った。 NHK出版からシリーズで出ているもので、他にもニーチェやらアリストテレスやら一般にもメジャーな哲学者のもあるのだが、選んだ基準はサブタイトルである。 しかし、やはり理解できなかった(文章は読者に語りかけるように優しい。筆者に救われた)。 なので、以下は感想と言うよりもこの本を読んで考えたことである。 「おい、ベルクソンと何の関係も無ぇぞ!」と詳しい方からクレームが来ても「そうでゴザンス」以外に言えないわけで。 ズバッと言う。 以下、能書き。 時間について考えてみた。 これを書いているのは2006年1月6日であるが(あ、そういえば年始の挨拶もしてねぇや)、私はある意味これを認めない。 6日前に2006年が始まったと言うのは、乱暴に言えば太陽暦を作った人間が決めたことであり(ほかにもグレゴリウス暦だとか習ったけど忘れちまったぃ)、私がそれに従う必要は無い。 暦とは便宜上のものである。 一般的に言う正月とは、勤め人が休み、商売人が稼ぐためだけに存在していると言っていい。 正月には荘厳な空気が流れているような気がするが、流れている空気は昨年の12月20日と同じものである(この際、気象学的なことは無視してね)。 現在の暦に従って動いている人間が人工的に作り出したのが、荘厳な正月の空気であり、目出度い雰囲気であり、初日の出の有難さである。 太陽にしてみれば、いつも同じように昇っているのであり、もっと言えば地球が自転して太陽の周りを公転して、その運動が狂わない限り、いつでも同じ日の出を見ることができる。 ことさら、365日に1回「ありがたや」と思う必要も無い。 ほ~ら、しち面倒くさくなった。 ひとことで言う。「正月だという理由で目出度い空気にさせられている」。 ベルクソンとだいぶ離れちまった。 ちゃんとベルクソンについて知りたい方は、実際に本を読んでね。 ※本によっては「ベルグソン」表記もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 6, 2006 01:02:29 PM
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