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問題ははなぜいまだに大勢の人が結婚をするのか
結婚とは一生涯、不貞を隠して性的な忠誠を守り続けることでもなく、慣習にちかいものだ。それ自体は大した意味もない。 現代の欧米や日本では一夫一婦制が社会規範となっている。しかし、この制度で束縛を受けるのは苦痛であり、動物的に不自然なのだ。 嫉妬や独占感情、愛情の持続不可能性からの解放が最も大事なのではないかと考える。 ボノボは動物園での飼育も行われているが、野生に比べると毛の抜け落ちたボノボが多い。原因は健康状態やストレスによるものであるという。ボノボは群れに依存する動物なので、動物園という孤独な環境には合わない。チンパンジーやゴリラも同じだろう。 個体間で緊張が高まると擬似的な交尾行動、オス同士で尻をつけあう、メス同士で性皮をこすりつけあうなどの行動をする。コミュニケーションである。 ボノボは複数頭の異性が含まれる6-15頭の群れに分散することが多い。父系社会でオスは産まれた群れに留まるが、メスは思春期を迎えると別の群れに移動する。 もしも、高等なボノボが人の不自由さを理解出来たら、恐らく笑うだろう。 パートナー以外の人に恋をしてしまったらパートナーとは別れなければならないという規範は絶対おかしいし、不倫という言葉も暗すぎる。 アメリカでここ数年、結婚の新たなトレンドが出現している。2006年にオックスフォード英語大辞典に新たに加わった。 「ポリアモリー」とは、夫婦やカップルがそれぞれの了承で特定のパートナーを1人に限定しない関係のことを指す。複数の相手と同時に親密な恋愛関係を築く形態をいう。 進化生物学者や心理学者の中には、2人以上に恋愛感情を抱くのは人間として自然だと主張する者も少なくない。この関係にセックスは重要ではないという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月07日 22時53分50秒
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