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宇宙探査機ガリレオによって星の潮汐がマグマを活性化することが証明された。地球の場合はひと月がそれに当たるということになる。潮の潮汐は日に二回あるが、これではなく地球潮汐という地殻変化をいう。地球で例えれば大きな月が無ければ、膨大な大気を生む火山噴化も無く、地震も有りません。そして多様な生命も生まれる事は無かっただろう。最近になって世界中の火山が噴火しているが、いずれ日照不足による寒冷化現象が起きるだろう。地球温暖化と逆の現象で、作物が出来ない等の弊害が必ず出る。
木星の惑星イオに広大なマグマの海が見つかったそうだ。この考え方は月の潮汐を受けて地球が変形していることで、マグマが活性化するという証明でもある。イオのマグマと地球のマグマは同じもので、地球の外核は液体になった鉄である。地球のマグマは外核の溶解鉄は出ないが、その上部のマントルに成分と熱交換して地表に出てくる。地球の場合、その熱源は鉄の電磁誘導であり、地球の惑星としては大きすぎる月が周回することで電磁誘導を起こしている。電磁誘導で電気的に鉄が加熱されると共に上層の下部マントルをも動かしている。イオの場合は逆に木星の大きな重力である。 この熱い“ぬかるみ”は、木星の巨大な重力が引き起こす潮汐力によって生まれる。木星の軌道を周回するイオが潮汐力にゆっくりと“揉まれる”ことで、岩石の結晶が互いにこすれあい、膨大な量の熱が生み出される。 クーラナ氏のチームは、NASAの宇宙探査機ガリレオが収集したデータを再分析して今回の発見に至った。ガリレオは1995~2003年に木星の軌道を周回し、その間に、イオを含む木星の各衛星へのフライバイ(接近通過)を繰り返した。 イオの地下に存在するとみられるマグマは導電率が高いのだ。データによれば、イオのマグマは地表から約30~50キロ地下の、地殻とマントルの間の層に存在するようだ。マグマの層は厚さが少なくとも50キロあり、最大で320キロに達する可能性もある。 木星の磁場がイオを通り抜ける際、イオにあるマグマの海と相互作用を起こし、溶けた岩石の層の外縁に潮流が生じる。潮流は自ら電磁波を発生させ、その電磁波の作用で木星の磁力線が屈折することが、ガリレオのデータによって突き止められた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月10日 00時20分36秒
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