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ロボットというと、自分で考えて動く人間型の二足歩行ロボットがイメージされるが、これはさすがに10年単位では無理であろう。人間の代わりに作業し、人間の動きを助けるという点で見れば、ロボット技術の活用はさまざまな分野に広がる。
福島で米アイロボット社製の軍用遠隔操作多目的ロボット「パックボット」が採用されたように過酷で複雑な環境変化に対応出来るものはロボットしかない。 勿論、繰り返しの単純作業は人間むきではない。さらにプライベートな向きには他人は使えない。秘密が保てないと困るのは企業も国も同様である。 ロボット化のヒント 動物は筋肉の伸縮で動いている。心臓で例えると自発的な電気刺激で筋繊維の緊張を起こし、単独で鼓動を続けている。人工心臓は微弱電流を流して、鼓動を維持している。 更に血中酸素濃度が低くなると、鼓動を強め早くする。動物が歩く場合も骨格に繋がる筋肉が都合良く働く。脊髄の端末が筋肉であるなら、脊髄の元に有る脳はシーケンサーであり、複雑な動きを制御する。この際、神経伝達物質を無視して電気刺激の流れで言うと、脳から皮膚表面を経由し、所定の筋肉に至る微弱電気をセンサーで検知し、どの系統の指令なのかをマイクロチップで解析することで、機械をコントロール出来る筈である。 要は生体電流は最短距離しか流れない訳だから、センサー位置は関節付近にある。センサー信号はAD変換することで、多重チャンネル処理が可能になり、複数のアクチュエーターのバランスがとれる。 例えば、センサーに高性能な製品を使わずとも、ハイ・インピーダンスなインターフェイスを介して信号の有無を拾うだけである。各筋肉がどのタイミングで運動しているのかというデーターの集積こそ、自主的な複雑な動きをカバーする。 一連の動物の動きをプログラムコードすることで、機械に適した動作が可能になり、先では利用者の言葉の組み合わせで自動的にプログラム出来るようになるのだ。さて、一番早く実用化に到達するのは誰だろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月19日 00時14分20秒
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