テーマ:香水(947)
カテゴリ:<香水>
1994年発売、2016年廃番になった資生堂『ウィア』。 春の香水(3月から5月のちょっと涼しい日まで)として思い浮かぶ一つです。 資生堂の説明によれば… ラズベリー、メロン、カシス、バラ、ジャスミン、スミレ、ミモザ、 光を浴びて輝く果実と花々が軽やかに。 ココナッツ、サンダルウッド、トンカ… まろやかでこくのあるスイートウッディが豊かに香ります。 甘さと酸っぱさ、青さと粉っぽさ、やわらかさとこく…、 相反する香りのコンビネーションが、あなただけの個性を語り、相手の心を繋ぎます。 やさしいのに印象的、柔らかいのに凛とした、 一度知ったらわすれられない、ウィスパーフローラルの香り『ウィア』。
『ウィア』を知る方なら頷けるのではないでしょうか。
資生堂の名香がひっそりと姿を消していたのです。 資生堂の香水が好きな方には、資生堂出身の調香師の本 資生堂に限らず香水の世界が好きなら、ますます香りの世界が広がる一冊です。 『ウィア』は、フローラルフルーティ。 トップは、シトラス、ラズベリー、フルーツ。 ミドルは、フローラル。 ラストはサンダルウッド。ウッディ、トンカビーン。 丸みのあるこもったような香りは、外へ広がるというよりも ベールで包まれる、もしくは内へ内へと自身に向かうようなイメージ。 なので個人的には仕事などの戦闘モードではなくって リラックスできる、たとえば微睡むための香りです。 福岡のこの連休は晴れていたかと思えば雷雨と極端ですが 今は風のある涼しい夜につけると丁度いい。 EDTなので、香りの良さは1-2時間で終わります。 ボトルは波をうった円錐形でフロストガラス。
ネックはオレンジ、キャップはテラコッタオレンジ。 細長いシルクハットのようなシルエット。 以前はスプレータイプだった記憶ですが、 レフィル仕様なのか、スクリューキャップを開けると丸い口。 ■サイズ:約φ47×h145mm[50ml] 日本製 突飛ではないけれど個性のある作品。 いつかふらっと限定復活を待っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.21 15:01:19
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