テーマ:香水(962)
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以降リピートし常備するほど好き。 2013年発売『Si』はコードほどの熱量はないけれども好きな系統で 所有する『Si』シリーズは3種類。 ・『Si』(オリジナル)2013 <グルマン系> ・『Si Rose Signature /ローズシグネチャー』2016 <ローズ系> ・『Si Passione /パシオーネ』2017 <フルーティ系> <シィ オリジナル> 2013 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 洋菓子のような甘さが印象的な秋冬の香り。
スタートは柑橘系の酸味が弾けるものの すぐに甘みが、それはカシスリキュールなのでしょうが 綿飴のような砂糖の甘みにベリー系のフルーティーさが絡み合います。 その甘さが10-20分で少し落ちつくと ローズ、ジャスミンの花の香りが広がりますが シュガー&カシスの甘みは消え去ることはありません。 ラストになるとパチョリが出てくることで、 これまで女性感で独走状態だった甘さが、パチョリの男性的な香りで一旦引き締まります。 この変化は、たとえば女性が男性に抱きしめられ 男性の香水の香りが重なったようなドラマティックな流れです。 甘さとパチョリが折り重なり、静かになめらかにバニラとアンバーがラストを飾ります。 トップにインパクトがあり持続性が高く重いイメージを持ちますが 実際は3-4時間でかなり落ちつきます。 アルマーニ『コードファム/EDP』と比べると『Si』の方が持続性は短いです。 実際、香調も良く似ています。 『Si』 ・トップ:ベルガモット、マンダリン、リキュールドカシス ・ミドル:ローズドメイ、ネロリ、エジプトジャスミン ・ラスト:パチョリ、アンバー、バニラ
・トップ:ベルガモット、ブラッドオレンジ、マンダリン ・ミドル:ダマスクローズ、エジプシャンジャスミン ・ラスト:パチョリ、サンダルウッド、ベチバー、ムスク 10-30代までは、ディオール。 以降にそれに似たもう少し大人っぽいものを選ぶなら『Si』であればスムースかも。 ボトルは、やや丸みを帯びた四角柱のボディはクリアガラス、 キャップは玉砂利を思わせるような形状で黒。 ネック部分にシルバーのポイント。シンプルなデザイン。 液は淡いオレンジ系(2014年6月購入したもので色が煮詰まっています) ■サイズ:約w38×d38×h105mm[30ml]フランス製 <シィ ローズシグネチャー> 2016 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - オリジナルのグルマンさをベースにフレッシュなローズを強調した春・秋の香り。 ・トップ:ベルガモット、マンダリン、ブラックカラント ・ミドル:ローズドメイ、ダマスクローズ、フリージア、イリス、オスマンサス ・ラスト:バニラ、パチョリ、アンバー
<シィ パシオーネ> 2017 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 『Si』で私が一番好きなのがこの『パシオーネ』 ・トップ:ペア、ブラックカラント、ネクター、グレープフルーツ、ピンクペッパー ・ミドル:ローズ、ジャスミン、ヘリオトロープ、パイナップル ・ラスト:バニラ、シダーウッド、パチョリ、ムスク フルーティさの一部にエスカーダ『トロピカルパンチ(2001)』 そんな『トロピカルパンチ』発売当時の香水といえば 軽めであればアクアやマリン、シトラスでしたが 南国フルーツを軸とした香りでは爆発的にヒットした作品となり また2005年フェラガモ『インカントドリーム』も少し思い出し これはパイン、マンゴーといったトロピカルフルーツが軸の夏向きでガーリーな香りで そのニュアンス(+ブラックカラント)を少しアダルトに寄せ フローラル、バニラ、ムスクを強めた春・秋にしたのが『パシオーネ』っぽいかも。
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Last updated
2018.10.26 19:11:32
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