テーマ:香水(918)
カテゴリ:<香水>
【コンセプト】 Inspired by Aman puri, Thailand (アマンプリ、タイ) プーケットにある『アマンプリ』 熱帯の濃い緑に囲まれた宿から長い階段を下りれば白い砂浜。 打ち寄せる波、プルメリア、チュベローズにジャスミンのホワイトブーケ、 肌に溶け込むサンダルウッドとムスク。 トロピカルなタイの海岸からインスピレーションを得た作品。 【調香師】 Jacques Chabert/ジャック シャベール アマン全7作品担当。 【香調】 トップ:ベルガモット、レモングラス、ココナッツ ■感想:私の好み度<80> クリーミーで軽やか、トロピカルなチュベローズ×ココナッツ。 まず香調から『想像』したのは、 スピーカーから流れる賑やかな音楽で 陽気なビーチボーイ&パーティーガールの若さが弾けるような ココナッツとチュベローズの甘く熱と湿度を感じる香り? ところがこれは静かな浜辺。 潮騒をBGMに自分と向き合うための空間に出逢えます。 スプレーするとベルガモットとレモングラスでトップらしい煌めきと透明感、 それに重なるココナッツとチュベローズにジャスミンはクリーミーな表現で ひんやりとしながらも夢見心地なふわりとした始まり。 ミドル以降のジャスミンはミュゲのように感じ ディオール『ディオリシモ EDT(2009)』のフレッシュなグリーンノートを思わせます。 ラストまでメイン、キーノートとなる『ココナッツとチュベローズ』の香り方が涼しげでエレガント。 香りの変化は控えめで霧が晴れていくようなシアーな様子も美しい。 アマン作品で一番『南の島でのバカンス』らしい香り。 サンスクリット語で『⾵』を意味する『Vayu/ヴァイユ』。 ■拡散性・持続性 拡散性は普通、持続性は淡いながらも普通からやや長め。 シアーで長く香るため扱いやすく楽しめる。 ■液の色・ボトル 淡いイエロー。 細長い円柱形。クリアガラスにゴールドでロゴ&品名。 キャップとスプレー部分もゴールド。 サイズ:約φ14×h104mm[7.5ml] イギリス製 ■包装 詳細はこちらで。 ■季節 春夏。3月から6-7月 アクアティックさがありながらも夏や海を強くイメージさせないため通年でも。 ■年齢 20代後半以降。女性向き。 バカンスっぽさはあるけれどふんわりとしたフローラルで キャラクターによってはオフィスでも。 10-20代でココナッツの香りが大好きで 30代以降に大人なステージに馴染むものを探す方にはとてもおすすめ。 ■エスティーローダー系に似てるかも? ・『ビヨンドパラダイス(2003)』のクリーミーシトラスなガーデニア。 ・『プレジャーズ(1995)』のチュベローズとミュゲ、ジャスミンのホワイトフローラルっぽさ。 あたりの大人の気品漂うクリーミーでウォータリーなフローラル好きなら 『ヴァイユ』はおすすめ。エスティーローダーよりも化粧品っぽさが気持ち控えめ。 他に思い出したのはコーダリー『ソレイユ(2021)』のココナッツ部分でしたが グリーンやシトラスのビターさとバニラが強く、これとは違うかな。 ■リピート 7.5mlで十分に楽しめた香りでリピなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.28 01:30:03
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