テーマ:香水(952)
カテゴリ:<香水>
【コンセプト】 すべての感覚を活性化する、活気に満ちたモクテルにインスパイアされた香り。 エネルギッシュで新鮮で、同じように魅惑的で、 常にユニークなイヴ・サンローランのエッジがあります。 グリーンマンダリンのフルーティーでピリッとした品質とは対照的です。 ジャスミンの緑の花のファセットとイチジクの甘さを加えると 同時にピリッと、スパークリング、クリーミーで官能的な香りになります。 【調香師】 Oliver Cresp/オリヴィエ クレスプ(D&G『ライトブルー』『ディヴォーション』、ミュグレー『エンジェル』、ケンゾー『アムール』) Nathalie Lorson/ナタリー ローソン(ショパール『ウィッシュ』、ディオール『リメンバーミー』、クリスチャンラクロワ『オーフローラル』) Marie Salamagne/マリー サラマーニュ(レプリカ『フラワーマーケット』『ビーチウォーク』『バイザファイアプレイス』) Honorine Blanc/オノリーヌ ブラン(ヴァレンティノ『ヴォーチェヴィヴァ』、グッチ『フローラゴージャスガーデニア』) 【香調】ザ・ゼスティ&クリーミーフルーティーな香り トップ:フィグリーフ、ペアー、グリーンマンダリン ミドル:オレンジブロッサム、ジャスミン、フィグ ラスト:コーヒー、ブルボンバニラ、パチュリ ■感想:私の好み度<80> オレンジ&フィグのビターさがあるコーヒーガム。 トップは爽やかなフレッシュでキラッとしたマンダリンにフィグのビターなグリーン。 このあたりからすぐに『ブラックオピウム(2014)』の派生とわかるコーヒー。 フローラルはジャスミンが強くシャープな表現、 少しトロッとしたネクター系の洋梨のフルーティさ、 そしてミントのようなメンソール感が微かに感じられ 香りとしては甘く濃密なはずだけどその清涼感があるアロマなニュアンスのグルマン。 時間がさらに経過し、シャープさビターさの角がとれると コーヒー部分は昭和の頃に感じたミルクっぽさのある缶コーヒー あるいはロッテのコーヒーガム! 子供時分、祖父母に連れられ喫茶店へ。 コポコポと理科の実験装置のようなものでできあがる 茶色の飲み物がコーヒーと知り、 パイプに火をつけおいしそうに飲む祖父。 気になって一口飲ませてもらうけどやはり味覚は子供仕様で 「にがい、おいしくない」とすぐにミックスジュースを飲んだけど カップや室内に漂うコーヒーの香りは嫌いでもなく。 コーヒーガムの包装を目にすると「あの苦い味…」と思い出し、 少し成長して(まだコーヒーは飲まないけど)食べたとき 「あれ?(あの)コーヒーと違う」とそのバニラの甘さに拍子抜け。 しかし何十年後『ブラックオピウム』という香水で あのガムの味をコーヒーらしく思えたのでした(笑) 『イリシットグリーン』は特に。 オリジナル『ブラックオピウム(2014)』よりも明るく仕上げられた印象。 『ネオン(2022)』よりコーヒーのミルク・バニラ感強めだけど、青みでフレッシュ。 使った『ブラックオピウム』シリーズ4種類ではオリジナルの次に好きな香り。 ■拡散性・持続性 拡散性は普通からやや強め、持続性はやや長め。
■液の色・ボトル 液の色はオレンジっぽい? 10mlボトルサイズは約φ14×h114mm、フランス製。 かなり透けない黒地で円柱形、ネオングリーンでロゴなど。 キャップ付き、スプレーのネック部分は固定され取り外し/詰替不可。 ■季節 季節は秋から春。 ■年齢 20代後半以降。女性向き。夜向き。 ■リピート 好きな香りだけど、毎年違った新タイプがリリースされそちらを追いかけるためリピはなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.29 23:55:00
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