熊野どいらいファーマーズブログ

　我が家では新年は旧正月の２月７日からと勝手に決めましたが、そんなことにはお構いなく世間ではまっとうに正月行事が行われております。１月２日、原地神社でも弓引きの神事がありました。
　厄年は男２５．４２．６１、女１９．３３．３７ですが、その中で２５の男子はまず神社のそばの川で身を清めます。

　白袴に着替えてのち、「鬼」にむかって矢を放ちます。鬼の字が上下逆なのは、鬼を逆さ吊りにしてさらに矢で射る、ということになぞらえているそうな。

　厄年を迎えるすべての人が社殿内で御祓いを受け、最後は餅とともに災厄を放り投げます。だからこの日に拾った餅は、すぐ処理してしまうのがいいそうです。

　今年は引っ越して来た人もこちらで厄払いをしてくれて賑やかでしたが、最近はムラの出身でも帰って来ない人も多いそうで、２５の男がいないときには４２の男がかわりに弓を引いたことがありました。私のときにはどうなるか・・・