為にはなるが、役には立たない・・ホヤ講座。 Part 314。
吹くからに秋の草木のしをるればむべ 山風を嵐といふらむ吹くがゆえに秋の草木が枯れる。なるほど!! だから、山風のことを「嵐」って言うのネ・・・ってな意味の歌だな。この『むべ』は、「なるほど!」「本当に!!」 の意味の副詞である。と、季節外れの歌をここで登場させたことに、賢い・・・(;一_一) アナタなら、気が付いたでしょう・・ネ? そうよ!昨日は『ニベ』の話をしたのだから、今日は『むべ』だべさ。 こじつけ、か??これは、魚の話ではない。 なんで、『むべ』が「なるほど。」なのか・・? 「宜(むべ)なるかな」と言えば、、「いかにももっともなことだ」の意味。知らない人以外なら知ってるでしょう、こんな言い回しも。「むべ」という木の実がある。 「郁子」とも書く。「あけび」の仲間。昔、天智天皇が元気な老夫婦に、「アンタ達はなんでそんなに元気に長生きしてるの?」 って、聞いたら、「この実をいつも食べてるからだべな。」と、示したのが、この「むべ」という木の実じゃった。天ちゃん・・ 「なるほど!!」 と、まァ、こういういきさつから 「宜(むべ)なるかな」 が、「なるほど!」になったわけじゃよ。 ( ..)φメモメモど~~~よ!ためになったじゃろ? (-。-)y- しかし、いつまでもこんなこと書いてると、やべぇ かな・・?