セピア色の・・・・
かくして始まった、疾風怒濤の青春。。のはずだったが、「学生の自治」を唱えながら、ポーズばっかりで主体性のかけらもない学生運動には溶け込めず、ひとり、芝生の上でタンポポ相手に、「 Cogito, ergo sum・・・・ 」「D 51」 の写真、懐かしかった。でしょ?( 一一)あ、っそ? 知らない・・ (ー_ー)!! ま、いいか・・古いアルバムを開いています。黒いインクが滲んでいます・・・・・・石油ストーブの匂いがするようだ。 で、こんなのがありました。初めて見た「札幌雪祭り」。これには、「ひかり号で白雪姫がやって来た。」という題名が付いていました。42年前。 まだなんだか素朴な雰囲気です。まァ~~恐ろしく寒い所です、サッポロ。。 多分、あの寒さの所為で、アタシの頭は凍っちまったのです。学生時代、よく山に登りました。「何故、山に登るのか?」( 一一) 「そこに山があるからだ!」・・と、いう人がいたネ。違うねん、アタシの場合・・「他の遊びより、圧倒的にお金が掛からないから・・!」 1970. 9.12~13大学の山岳部所有の無意根小屋の前で。そんな部活にゃ入っていない。 流れ者・・が、だれでも利用出来た。 が、利用しないところが天邪鬼!重いのにわざわざ体育会からテントを借りて、小屋より上の方のテントサイトに設営。この無意根岳は、定山渓の奥の方の山で、標高1460メートル。 と、黒いインクが綺麗でしょ・・・・で書いてある。何回か登ったっけ・・・何回目だったか、小屋の入口の柱にヒグマの爪痕があった。右側のカエル君は、10年くらい前に食道癌で他界して、今はもういない・・学生時代の写真は、非常に少ない。若い頃は、なにかを記録しておこうなんてあんまり思わないもんだし・・フィルム代ももったいないし・・あとから見ると、当時を丸ごと思い出す。思い出は、いつも・・・・・・セピア色。。