カテゴリ:いじけブタの知恵袋
さすがに鋭い!(万年山文庫の文庫あるじさま) さらっと済まそうとしたんですが、「待宵草」と「宵待草」の質問をいただきました。少々長くなりますので本題とさせていただきます。 ♪宵待ち草の歌 思わず口ずさんでしまいますよね。時代が分かるって(。・艸・)ウフフ 竹下夢二の「宵待草」って(。´-ω・)ン? と。 竹下夢二が間違えてタイトルにしたというのが大方の意見です。 竹下夢二が間違ったか、間違えたか定かではない「ヨイマチグサ」は「マツヨイグサ」のことなんですね。 そもそも、本当(元祖)の月見草というのは、白い花で今は日本ではほとんど見られないらしいです。 だから厳密にお固いことをいうと、この待宵草を「月見草」と呼ぶのは間違いなんです。が、 大雑把というか大らかというか、太宰治が 「富嶽百景」 の中でオオマツヨイグサを 「富士には月見草が良く似合う」 と書いた為、黄色のオオマツヨイグサが月見草として定着してしまったらしいです。 文化人の言葉? 文字の力? ってすごいいですね。 マツヨイグサもオオマツヨイグサも良く似ているし、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまうので「月見草」でも許せる思うけど、「ヒルザキツキミソウ」はおかしくない? これが「月見草」として取って代わられる日も遠くない? これはちょっと怖い。
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最終更新日
May 26, 2008 01:00:53 AM
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