パース通信 ( Duke in Perth )

私は豪州国民のくせに豪州政治のことはあまり良く分かりませんし
はっきり言って興味は殆どないけしからぬ国民です。

このたび野党の労働党の党首が党内の紛争の上交代しました。
そして国政調査では民主党が下落し労働党が上昇し
ハワード首相の人気度も労働党党首に肉薄されて
もし今選挙があれば労働党の勝算がかなり高くなってきたようです。

基本的に共産党や社会党、労働党は左翼主義の政党で
民主党、自由党は保守政党だと理解してますが
実際はそんな簡単な色分けではないのでしょうね。

現政権の民主党のハワードさんはかなり保守的な志向を持った方で
最近の移民政策が厳しくなったのも彼の影響が強いのかもしれません。
退職者移住の垣根もだんだん高くなりよほどお金持ちでないと
オーストラリアで優雅なリタイアメント生活は望めないようです。

又、豪州市民権の取得に関しても英語などのテストに合格しなければ
与えられないなどと厳しいことを言い出しております。
私みたいに豪州国歌も満足に歌えないもぐりの国民としては
以前市民権をとっておいて本当に良かったと安堵しています。

まさか現市民にテストを受けろとは言わないでしょうね。