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テーマ:ニュース(99376)
カテゴリ:食
農水省が2004年度の総合食料自給率が供給熱量(カロリー)ベースで40%だったと発表した。1998年度以来7年連続の横ばいという。横ばいといいながら、実は2年連続で40%を割り込み、39.5%が正解だ。
台風の影響などで大豆、果実などの生産が減少し、自給率を押し下げたが、米国の牛海綿状脳症(BSE)発生の影響で牛肉の輸入、消費が減少したため、全体としては横ばいとなったと説明している。 食料自給率は1965年に73%あった。しかし、食生活の洋風化を背景に減少が続いている。政府は2010年度までに45%まで引き上げる目標を立てたが、具体的な対策もなく「絵に描いたモチ」状態。さらに今年3月には目標を15年度に先送りしてしまった。輸入が止まった場合の危機管理対策は「配給制」などを発表している。 輸入が止まった場合のリスクは大きく、一年間で数千万人が餓死すると試算されている。その根拠となる重要な指標「穀物自給率」は、今だ20%台のままで、下降するばかり。昨年度のコメの年間の一人当たりの消費量は、0.4キログラム減り61.5キログラムとなってしまった。日本人が米を食べ、国産の食料を選択しない限り、危機を脱することはできない。 輸入食品に日本は潰される まさか!のときの生き残り塾 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月16日 17時44分52秒
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