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テーマ:ニュース(99382)
カテゴリ:食
料理をつくると頭が鍛えられ、情緒も安定、ぼけ防止にも役立つかも!?こんな、うれしい話題が注目を集めている。
この実験をしたのは大阪ガスと東北大学教授の川島隆太教授。川島教授と言えば、大人の計算ドリルや音読ドリルで知られている。脳の「前頭前野」を鍛えるにはどうすればよいかを研究している第一人者だ。これまで単純計算や音読などが、前頭前野を活発に動かし、脳によいことを実証している。 ≪調理で活性化している脳≫ この実験は、実際に住宅内にある台所で行い、献立を考える、材料を切る、炒める、そして盛り付けるまでを、大人と子ども対象に実施。どの作業でも脳が活発に活動することを世界で初めて確認した。 この実験をすることになったきっかけは、人が調理しなくなったということだ。「外食」や、できたものを買って食べる「中食」など食の外部化が進み、すでに40%を超えているのだ。料理教室80年の歴史をもつ大阪ガスは、ピーク時年間15万人いた生徒が9万人に減ってきている。そのことも、家庭で料理をつくる機会が減ってきている傾向を裏付ける。 危機感をもった大阪ガスの研究員が、計算やドリルで脳が活性化するなら調理でもするのではないかと、東北大を訪ね実証することになった。 効果は抜群だった。計算や音読よりもいい結果が出たのだ。大人になっても計算はいやだ。でも、料理なら楽しいし、おいしい。ただし、便利すぎる道具は効果がないらしい。例えば皮むき器のピーラーではだめ。包丁を使うことがいいらしい。また、火を使うこともポイント。まさに人類の起源、火と道具だ。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月09日 10時59分41秒
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