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テーマ:ニュース(99629)
カテゴリ:健康・医療
タクシーの中は受動喫煙の危険が充満していることがわかった。全国のタクシー約27万台のうち、禁煙車はたった2%、5300台だけという。
窓を閉め切ったタクシーで乗客1人がたばこを吸うと、車内の粉じん濃度が国の環境基準の12倍になり、1時間以上、元に戻らないことが、東大医学系研究科の調査で判明した。 後部座席の窓を5センチ開けて喫煙した場合でも、粉じん濃度は厚生労働省の基準値(1立方メートルあたり0・15ミリ・グラム)の9倍に上り、原状回復に30分以上かかった。喫煙者が2人なら基準値の24倍、3人なら32倍に上昇した。エアコンを使用して3人が喫煙した場合は50倍に達した。 少し窓を開けていても30分、窓を閉めていれば1時間以上、車内に粉じんが残ることから、直前の乗客が喫煙者だった場合、受動喫煙になる恐れが強い。子供や妊婦など喫煙の害を受けやすい人も利用するだけに、全面禁煙にする規制が必要になつてくるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月15日 15時47分25秒
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