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カテゴリ:芸能・文化・アート
Wヤング 平川幸男さん 歌って語る半世紀
◇◇バースデー・スペシャルライブ◇◇ 漫才コンビ・Wヤング、平川幸男さんの芸能生活は、来年で半世紀。現在の二代目「Wヤング」も、昨年20年となった。「バックはしまへん」と、新たな挑戦を続ける平川さんが、10月5日の誕生日に半世紀の人生を語る。歌手からスタートした芸能生活。長く苦しい下積み、そしてお笑いの頂点に立った黄金時代。相方の自殺でどん底に突き落とされ、這い上がって再スタートした二代目「Wヤング」。平川さんが語る半世紀は、そのまま秘話やエピソードで綴る日本の芸能史といえる。 ライブでは、人生の節目で歌っていた演歌と、法善寺横丁を支援した「人情横丁法善寺」を披露。さらに、初代コンビの漫才と、最新のアクティブな漫才を映像で紹介する。 ◇日 時◇10月5日(水)午後7時半~9時半(開場6時半~) ◇場 所◇JazzShotBar「街山荘」天王寺区生玉町10-20 プラザ高津II 地下鉄谷町線「谷町9丁目」3番出口より千日前通り徒歩2分 *申し込み 街山荘 06-6775-1415 FAX06-6775-7802 ◇会 費◇前売2000円(予約可)、当日2500円 ★1ドリンク付き★ ◇主 催◇平川幸男応援団、大阪ケナフの会 --------------------------------------------------------------------------- ≪頂点にいた初代・Wヤング≫ 1980年代の漫才ブームはテレビから起こり、その中心に横山やすし、西川きよしがいた。しかしブーム直前、頂点にいたのは初代「Wヤング」だった。しゃべくり漫才、だじゃれ漫才が人気を集め、平川幸男の「ちょっときいたあ」「えらいすんまへん」などは、流行語として一世を風靡。当時の若手たちの目標は「やす・きよ」ではなく、「Wヤング」だった。 ≪2代目・Wヤングの誕生≫ 初代の相方・中田治雄亡き後、吉本新喜劇の団員だった佐藤武志をスカウト。そのコンビも昨年20周年を迎えた。ボクシングジムで体を鍛え、漫才初の音響を使った「SE漫才」、激しい動きの漫才と、新たな挑戦を続ける平川。最近は、小学校での「漫才授業」もライフワークとして取り組み始める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私は、
実は、Wヤングは、 ヴァルター・ベンヤミンがドイツバロック哀悼劇を、分析する中で取り出した、アレゴリーとシンボルの対で言ってみれば、シンボルだと思います。 シンボルっていうのは、トランプの7並べでいうジョーカー。表現がこの世界の中の何かのパロディでしかない。 アレゴリーは、1と13をつなぐ場所で、いま見えているこの世界全体の秩序を、反転させたりするもの。 もともとこの世界は、さまざまな見方をすることによって、さまざまに立ち現れるのだから、そっちの可能性で勝負する方がおもしろい。 ダウンタウンの一時期や、映画をつくる北野武はそっち、アレゴリーに行ってるのだと思います。 大江健三郎でいえば『万延元年のフットボール』 ダムタイプで言えば、「S/N」(ちょうど古橋悌二さん没後10年で東京都写真美術館で特集があるようですが)。 アレゴリーでないと世界は、変わらない(変わった見え方をしてこない)と思いますよ。 平川さんも「アレゴリー」で勝負しませんか?そうなったらとても興味深いのですが。 「音漫才」の「音」の即物性は、一対一の「意味」ではなく、「寓意性」を感じさせなくもないですが、、 (2005年10月08日 02時36分15秒) |
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