|
テーマ:ニュース(99432)
カテゴリ:食
日本マクドナルドは、新商品「えびフィレオ」を10月28日から発売すると発表した。11月24日までの期間限定販売だが、売れ行きの動向を見極めたうえで、年明けにも定番メニューに加える見通しという。長年にわたる「低価格路線」の影響で業績悪化に苦しんでいるだけに、新商品を収益改善の起爆剤とする作戦のようだ。新商品はエビをふんだんに使用した“エビ”バーガー。消費量が世界一というエビ好きの日本人向けに開発された。
≪参考=産経新聞10月15日≫ しかし、そのエビのほとんどは養殖物を輸入している。その上、薬品漬けだということをご存知だろうか。健康にも環境にも悪いのが養殖エビだ。安全な食べものネットワーク「オルター」のページから少し紹介する。 ≪一般のエビの問題点≫ 市販されている通常のエビは、養殖エビが圧倒的です。エビの養殖池は大変汚れており、そのため、それらのエビは薬漬けで飼われています。 養殖時に使用される薬剤は、病気を防ぐための抗生物質、大きくするための成長促進剤、食欲を刺激するための食欲増進剤などですが、それでも病気の蔓延で長期の養殖は無理で、数年という短期間で池は放棄されています。一旦放棄した池は、あまりの汚染のため、後の使いみちがないという状況になっています。 また加工時においては、黒変防止剤、保水剤、ツヤ出しワックス剤、人造エキス(エビの味)などが使われます。 エビはすぐに黒変するために、見かけの鮮度だけごまかす黒変防止剤(酸化防止剤)が使われます。それでも黒変しやすい頭部を外した無頭が、一般的になっています。 そのため、頭部のつけ根にあるエビのうまみが失われています(エビは頭こそエビの味がするのです)。酸化防止剤は、エビ本来の味を消すためにグルタミン酸、あるいはイノシン酸系の食品添加物を加えて、一般の人々の慣れ親しんだ味に仕立て、さらに臭い消しのための薬も使用します。歯応えをよくするために保水剤、保湿剤も加え、カスカスになった食感をプリプリ感にごまかしています。 この加工時の薬品は、天然エビでも通常は一緒で、元は天然エビでも薬品が使用されることが一般的なので、天然エビということだけでは安心できません。 魚介類の中で、エビへの薬品使用は一番の問題といえます。 バナナで提携しているATJの粗放養殖のエビも、出荷時に次亜塩素酸で消毒をしているため、オルターでの取り扱いは休止したままになっています。≪オルター代表 西川栄郎≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食] カテゴリの最新記事
|
|