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カテゴリ:食
しょうゆやみそなどを作るときに活躍する「好塩菌」。こんないいものなら飛んできてもありがたいことだ。
しょうゆやみそなどを作るときに活躍する「好塩菌」の仲間が、黄砂に乗って中国奥地から日本に飛来している可能性の高いことが、東洋大工学部の宇佐美論教授(応用微生物学)らの調査でわかった。 「好塩菌」は、ふつう塩分3~15%の土などに生息する微生物。東京周辺の畑や道ばたなど360か所から土を採取したところ、ほとんど塩分がないにもかかわらず、132か所で好塩菌が見つかった。 好塩菌は、菌20万個に1個程度の割合で含まれており、硬い殻で覆われた胞子状になっていた。本来は日本におらず、中国内陸の塩湖周辺など海水より塩分濃度の高い場所で生息している種類で、黄砂に乗って飛来したとみられる。 中国は生物資源の国外持ち出しを厳しく制限しており、近ごろは菌であっても入手困難になっている。同大大学院生の越後輝敦さんは「中国奥地に行かなくても、好塩菌を採取して研究できるのは素晴らしいこと」と話している。(参考=2005年10月31日 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月31日 18時39分27秒
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