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テーマ:日々の食事を見直そう!(632)
カテゴリ:食
大吟醸と原木しいたけを楽しむ会
毎年恒例の「大吟醸と原木しいたけを楽しむ会」、今年は12月4日(日)。一年を締めくくる人気の催し、いよいよ参加者募集です。 日本は、輸入された食べ物があふれています。ほとんどの国民は、世界最低の穀物自給率であることを知らず、危機が目前に迫っていることを実感していません。日本の食文化の基本である「米」。そして里山の恵み「原木しいたけ」。どちらも生産は減る一方。日本の食の現状を象徴しています。 今年の米の作柄は良好のようでした。原木しいたけは、猿や鹿の被害が多かったと聞いています。環境の影響を受けやすい里山の恵みを味わい、日本の食、そして地球環境について考えたいと思います。 日本の蔵元を守る活動「杜浩の会」の三井聖吉さんが選定した「大吟醸酒」十数種。店先では手に入らない貴重なお酒も登場します。そして、「国産原木しいたけ生産者の会」農家が栽培する「原木しいたけ」。この時期にしか採れない厳選された原木しいたけは「山のあわび」と呼ばれています。里と山の恵、大吟醸と原木しいたけ。ふたつの達人の技を存分に味わいます。 ◇テーマ「里と山の恵み、究極を味わい、日本そして地球を考える」 ◇日 時=12月4日(日)午後6時30分~9時30分 ◇講 師=「杜浩の会」代表 三井聖吉さん 「国産原木しいたけ生産者の会」代表 井上順一さん ◇会 費=会員3000円 一般3500円 (一般の店では一杯千数百円~数千円もする大吟醸を何種類も。 さらに山のあわび・絶品の原木しいたけを味わいます) *一人一品(しいたけ以外で)自慢の肴を持参して下さい。 ◇募 集=50人(申し込み先着順) ★当日は、「原木しいたけ」と「大吟醸」の限定販売もあります。 ☆大ス樹の地図☆ http://www.daisuki.co.jp/map_Folder/map.html ≪国産原木しいたけ生産者の会≫ 中国からの輸入ものや、工場生産の菌床栽培は自然の恵みではなく、農薬や化学肥料にまみれています。ほとんどの椎茸はもう自然のものではなくなっていることを皆さんは知っていますか。里山の木の恵みから生まれる「原木椎茸」だけが本物の椎茸です。それは、自然の循環の中でしか育ちません。 自然を守り、環境を守っていくことこそが安全な食べものにつながっていくのです。生産者と消費者が理解しあうことが、最も大切なことでしょう。そんな中、関西の原木しいたけ生産者が立ち上がり活動しています。里山を守り、原木しいたけを守ろう!そして、子どもたちの健康と未来を守ろう!重い原木を何本も扱う作業は重労働です。なのに正しく評価されていません。中国の粗悪品と同じように扱われてしまう現実を、われわれ消費者は知るべきでしょう。 代 表=井上順一さん(奈良・吉野で原木栽培の椎茸を生産) Tel:07463-2-1816 ◇E-mail inouejxy@maple.ocn.ne.jp ![]() ≪蔵元守る活動「杜浩の会」≫ 大切なお米を大切にお酒にしていく。そのお酒を大切にいただく。そんな当たり前のことが重要だと思います。小さな蔵元が自然の恵みを昔ながらの方法でお酒にしていく。大量にはできない、杜氏の技が生きている。しかし、日本酒のほとんどはどんなお酒なのでしょうか。代表の三井聖吉さんは、時に寝袋一つで蔵元を回り、その原料、製法、味、杜氏を確める。本物の酒を見分ける市民が1人でも増えるようにと「利き酒会」を自腹を切ってでも続けています。 真面目な酒造りをしている蔵元と消費者をつなぐことで、蔵元を守り、かしこい消費者を育てる。コマーシャルで売る酒がどういうものか、消費者が自分で判断できるように、そのノウハウまでも公開する姿勢。 「本物のお酒は安くておいしい」、三井さんはそんな信念で取り組んでいます。 三井聖吉 ◇E-mail s.mitui@d8.dion.ne.jp 電話0729-22-3875 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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