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カテゴリ:食
男爵イモより甘みがあって香りが良く、ほぼ無農薬でも収穫量が少ししか減らないジャガイモの新品種「さやあかね」を、北海道立北見農業試験場が育成し、27日までに農林水産省に登録した。茨城大で30日から開かれる日本育種学会で、病害虫への強さを既存の品種と比較したデータを発表する。
さやあかねは、代表的な病害の「ジャガイモ疫病」に強いインドの品種「I-853」と、同疫病に加えて害虫の「ジャガイモシストセンチュウ」にも抵抗力がある「花標津(はなしべつ)」を交配して生み出された。 道立十勝農業試験場で2004年から06年にかけ、さやあかねと男爵イモ、ホッカイコガネを農薬・化学肥料なしで栽培したところ、男爵イモの収穫量は通常の栽培法の場合に比べて半減、ホッカイコガネは3分の2に減ったが、さやあかねはわずかに減っただけだった。 さやあかねは味も良く、男爵イモと同様に、コロッケなどの料理に向くという。 (参考=3月27日 時事通信) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月27日 23時16分40秒
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