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テーマ:学校・教育(168)
カテゴリ:食
農林水産省は、今秋から、農薬や化学肥料を使わない有機栽培の農産物づくりに欠かせない高度な技術を調査し、普及させる事業に初めて乗り出す。
「秘伝の技術」を持つ全国各地の個人農家などに協力を呼び掛け、新規参入の農業者などと情報を共有し、有機栽培の普及を促す。 農水省はこれまで、農薬や化学肥料を使って効率的に、農産物の収量や品質を高める技術を研究してきたが、有機栽培の本格的な研究は初めて。有機栽培は手間と時間がかかるうえ、病害虫が発生したり、収穫量に大きなばらつきが出る可能性が高かったからだ。 調査は、長年の試行錯誤と経験から確立した「秘伝」の有機栽培技術を、個人農家などから聞き取ることから始める。調査対象は、野菜や果物、米穀などを有機栽培する際の土づくり、肥料の作り方・やり方、病害虫の駆除方法などだ。栽培技術の効果を科学的に裏付けるため、国の研究施設などで栽培試験も行う。 効果が確認できた栽培技術は、有機栽培に切り替える個人農家、有機農産物の収量の不安定な農業法人などが、情報として共有できるようにする計画だ。(参考=年5月13日 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月13日 16時17分18秒
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