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カテゴリ:環境・自然
米カンザス州で計画されている石炭火力発電所の建設について、州政府が地球温暖化への影響を理由に許可しないことを決めた。
19日付の米紙ワシントン・ポストが、全米初の例として伝えた。連邦最高裁が今年4月、「温室効果ガスも、現行の大気浄化法の規制対象に含まれる」との判断を示したことが背景にあるとみられる。米中西部では石炭火力発電所の建設計画が目白押しで、同州の判断は波紋を呼びそうだ。 この発電所は、地元のサンフラワー電力などが計画した70万キロ・ワットの施設2基。同社は、燃焼施設の建設前に必要なガス排出許可を申請していた。この手続きは従来、硫黄酸化物や窒素酸化物の抑制が主眼だったが、州保健環境局は今回、2基合わせて年間1100万トンに上る二酸化炭素の排出を理由に、不許可とした。(参考=10月20日 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月20日 22時30分05秒
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