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2008年08月31日
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カテゴリ:健康・医療
 生活が豊かになって「とろける」「ふんわり」など“やわらかい=おいしい”という傾向が強まった日本人の嗜好(しこう)。同時に、子供たちの噛(か)む力も弱まってしまったといわれる。よく噛むことは、食事の基本であるだけでなく、脳の活性化や生活習慣病予防にもつながることから、噛む力を見直そうという動きが出てきている。(榊聡美)

【写真】「自分の耳を噛む気持ちで」世界のナベアツが“コツ”伝授

 ハンバーグにカレー、ラーメン、ドーナツ…。焼き魚に根菜の煮物といった和食の献立が中心だったころに比べ、「軟食傾向」の現代は噛む回数がかつての約半分に減ったといわれる。

 「噛むことは意外なほど健康に大きな影響をもたらすものなのです」と、和洋女子大学の柳沢幸江教授(栄養学)は話す。この3大効用を「唾液(だえき)を多く出す、食べ過ぎを防ぐ、脳への刺激を増やす」と説明する。

 唾液の分泌量は噛んだ回数と比例する。唾液には消化・吸収を助けるアミラーゼや、細菌や発がん性物質を減らすラクトペルオキシダーゼといった酵素、味覚機能を高める物質のガスチンなど、健康に役立つ有効成分が多く含まれる。

 また、咀嚼(そしゃく)することで脳にある満腹中枢を刺激し、食べ過ぎ、さらには肥満を防ぐ。脳の血流がよくなって、記憶力や集中力も高まるという。

 「お年寄りの脳を調べたところ、歯の本数が多い人ほど記憶に関与する海馬の容積が広いことがわかっています」と柳沢教授。

 運動としてだけでなく、よく噛むことで食べ物の味と香りが引き出され、きちんと味わって食べることができるのも大切な点だ。

 噛む量を増やすには、どうしたらいいか。まずは、食生活に根菜類や乾物など噛み応えのある食品を積極的に取り入れる。調理をする際は切り方を大きめにする。反対に、食べるときは一口分の量を減らし、何回にも分けて口に運ぶ。食事にゆとりをもつことも重要なわけだ。

 柳沢教授らは、子供からお年寄りまで幅広く「噛む」ことを意識してもらおうと、米菓に「かたさ度」を表示するプロジェクトをすすめている。せんべいやあられの硬さを、機器の測定と官能検査によって5段階に分け、包装に表示するもので、来月から「かたさ度」を示すマークが入った商品が順次お目見えする。

 一方、「噛む」ことに特化した2つの商品が来月8日に発売される。

 キャドバリー・ジャパンの「リカルデント カムパワー」は、噛む力に着目した板ガム。独自の製法により適度な噛み応えと、さわやかなミントの味が長く続くのが特徴で、場所や時間を問わずに、手軽に噛む力を鍛えられるという。

 永谷園は“噛んで味わう”という新発想のそば「噛む。」を発売する。通常の2倍以上の超極太そば(乾めん)で、ラーメンに使用するかんすいを加えることで強いコシが出て、これまでにない噛み応えのあるめんに仕上げたという。

 味覚の秋は、しっかり噛んで、じっくり味わうことを心掛けたいものだ。(参考=8月31日 産経新聞)





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最終更新日  2008年08月31日 13時58分00秒
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