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2009年11月13日
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テーマ:あれこれ(123)
カテゴリ:あれこれ
 立命館大理工学部の道関隆国教授(電子工学)の研究グループが12日、人の尿から発電し、要介護者などの尿漏れを知らせるセンサー装置を開発したと発表した。尿自体を電解液にして発電する仕組みのため、湿気で誤放電する恐れもないという。道関教授によると、尿成分を使った発電装置は例がなく、防災用やバイオマスエネルギーの有効利用にもつながりそうだ。

 装置は道関教授の指導を受ける同大修士1年、田中亜実さん(23)が、発信機技術を持つセイコーエプソンと共同開発した。100円硬貨大の尿電池と4センチ四方の送信機、手のひら大の受信機のセットで、1ミリリットルほどの尿で約3メートル先まで、数時間にわたって電子信号を送れる。おむつに装着すれば尿漏れ感知器にもなる。

 通常の電池は二酸化マンガンや亜鉛の電極とナトリウムなど電解質の溶け込んだ電解液からなるが、尿電池の中身は電極と尿をしみこませる紙のみ。尿の塩分が電解質の役割を果たす。これまでも尿で発電はできたが、電流にすると微弱な電力しか使えなかったという。今回は電力をためるトランジスタを電気回路に組み込むことで、庭園の「ししおどし」のように電力をためては一定間隔で強い電流を送れるようにした。尿のアルカリ性や酸性が強ければ電力が強くなり、電極を大きくすればより長時間の発電も可能という。

 今回のシステムは10月末にニュージーランドであった米国電気電子学会で発表し、田中さんは世界で5人選ばれる学生向け論文賞を受賞。研究グループは特許を申請し、参加企業を募って実用化を目指す考えだ。(11月13日 毎日新聞)





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最終更新日  2009年11月13日 22時44分31秒
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