カテゴリ:地球温暖化
カーボン・フットプリント
エコロジカル・フットプリント ウォーター・フットプリント など、様々な指標がある ちなみに カーボン・フットプリントは 製品が製造される前の減量の調達から、 販売され、利用し、廃棄するまでに どれだけの炭素(カーボン)を使用するかを表す 炭素量で表す 例えばCO2を123g使用することになる製品につく カーボン・フットプリントのマークはこれ ![]() エコロジカル・フットプリントは 特定のエリアの人間がどのくらいの自然環境を 必要としているかを面積を用いて表します 例えば、日本人のエコロジカル・フットプリントは4.3ha/ 人 世界の平均は1.8ha/人なので 世界中のみんなが日本人のように暮らしたら 地球が2.4個必要になる ウォーター・フットプリントは カーボン・フットプリントの水版でもあり エコロジカル・フットプリントのように エリアごとに出すこともある 海外依存度の世界平均は約16%だが 日本の水の海外依存は約64%に及ぶ ということで、本題のマテリアル・フットプリントだが 製品を作る時に、今までネジや細かい部品(マティアル)に関して 計算されてこなかったが、 それら部品がどこでどのように作られたものかを考慮しましょうということで このマティアル・フットプリントが登場した 下記は環境省の物質フローの図だが ![]() 左側の国内資源の部分が いわゆるエコロジカルフットプリントで 4.5t/人 これに輸入資源を足すとその数値は倍に 9t/人 さらに 部品・食品などの輸入部分の資源分を含む マテリアル・フットプリントとなると20t/人となる しかし、この物質フローにもマテリアルフットプリントの観点は示されてなく 今後、その観点をしっかりと盛り込んで考えていかなくてはならない (地球環境会議2016 東京都市大学環境学部 伊坪徳宏教授より) 地球の人々の平均が1.8t/人だから 実は日本人は2.4個分の地球でなく 10個分以上の地球資源の使い方をしているということが マテリアル・フットプリントの指標から読み取れるわけだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月19日 20時14分29秒
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