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カテゴリ:新作
どこまでやれるのか。
自分の世界の天井はどこにあるのか。 それは、飛んでみてはじめてわかる。 まだ飛べるのか、もう飛べないのか。 偉そうなことを言っても、 自分はできているのか。 そういう言葉が降りかかる。 自分は完璧な自分を見せていたい。 だから、つじつまが合わないことを言って、 誰かに指摘されてしまったなら、 とっさに取り繕う、みっともない自分をみたりする。 「完璧な自分」なんて望んでいないと、 意識ではそう思っていても、 習慣化されていて、無意識にやってる。 いったい何を恐れる。 弱い自分をさらすこと。 相手に弱みを見せること。 自分の立場が弱くなること。 なんて、小さいことばかりなのだろう。 あたしは何でありたいのか? どうありたいのか? あたしはただ、あたしのままでいたい。 ただ、それだけ。 慰めの言葉なんて、いらない。 励ましの言葉だって、うんざり。 そんな言葉は、もう自分に、 何百回、何千回と言ってきた。 できることは何だってしたつもり。 それでも苦しいから、 それでも抜けられないから、 つらいんじゃん。 どこへも行き場がなくて、 もう、やりようがなくて。 そんなあたしに、 「こうすれば?」とか、 「こう考えれば?」とか、 「考えすぎじゃないの?」とか、 意味ないから。 そんなの、 あたしに落ち度があったって言われてるみたいで、 プライドが傷つくだけなんだ。 そう、何が言いたいかって結局。 そのくらい、苦しんでるってこと。 そのくらい、あたしはつらいんだってこと。 ここから抜けたいと、思ってないわけではない。 それよりも、今のこのあたしを、 こんなにもがいても、出られそうにないあたしを、 知って欲しい、ただそれだけ。 そうして、言って欲しい。 「そこにいてもいいよ」って。 そんな君も、存在してもいいよ、って言って欲しい。 そうか、 そういうことだったんだ。 誰よりあたしが、あたしの存在を、 許してなかったんだ。 ************************ さてどうも、お久しぶり、なすです。 上のは「なすのホームページ」で言うところの、 「STORY」ですね。 久々の新作でございます。 たまには、こっちに載せるのもよいかと思いまして。 「あたし」とは、 なすであって、なすでないのです。 お分かりですかね。 いや、わかんなくてもいいですよ。 小冊子の作成が滞っておりますが、 ちょっと方向を変えて、 こういった「STORY」と「POEM」をまとめたものに、 しようかなあと、現在模索中です。 他の「STORY」と「POEM」は、 なすのホームページで、読めますよ。 ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.18 19:10:45
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