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テーマ:映画館で観た映画(8464)
カテゴリ:映画
『アメリカ,家族のいる風景』公式サイト
制作年度/国;'05/独=米 ジャンル;ヒューマン 配給;クロックワークス 上映時間;124分 監督;ヴィン・ヴェンダース 出演;サム・シェパード/ジェシカ・ラング/サラ・ポーリー 観賞劇場:3/17(金)シネスイッチ銀座 ◆STORY◆ 西部劇のスターだった俳優ハワードが、撮影現場を放棄し母親のいる実家へむかう。そして、母親から自分の子供がいることを聞かされた。昔の女に会いにモンタナへ車を走らせる。 *********************************** う~む。アメリカが好きそうな家族愛のはなし。。。 まず、ハワード役のサム・シェパードがちょっと歳とりすぎ。 スタイルもよく若々しく実年齢63歳だが、とってもお爺さんに見える。 そして、母親も出てくるので全体的にあと5~8歳くらい若かったらよかった。 『マディソン郡の橋』のクリント・イースト・ウッドを見たときの驚きを再び味わったかのようだ。 母親から「モンタナにいる女性から電話があり、子供を身ごもったと30年ほど前に電話があった」 と聞かされ自分でもどうしたらいいかわからずに、とりあえずモンタナへ向かう。 そこで、彼は自分のであろう息子と娘に出会う。 今までなかった家族への愛情、心の葛藤が彼を襲う。。 彼は、どうしていいかわからないのだ。昔の女に「結婚すればよかった」「今からでも一緒に暮らそう」などというが「逃げてばかりで、今度は私の人生の中に逃げるつもり!!」と一喝される。 本人がどうしていいかわからず、女と息子間をウロウロ行ったり来たり。。 観てる側も、彼が一体どうしたいのかわからず、ただ心の葛藤を見守るばかり。 何がしたいのかわからない。 説得力にもかけ、そのため、感情移入も難しく全体的に長くゆるい!結末も、いまいち。 ******************************* <総評>音楽と景色に救われ40点 ハワードを追っている、映画出資会社の男。きちんとした男で必要なことしか話さない。 この男が、モンタナでウェイトレスに卵の調理方法の違いをきいたり、ハワードの母親との会話で 「クッキーいかが?」 「どんなクッキーですか?」と会話するところなど田舎の人々の心に触れる場面がある。しかし、彼は何にも変わらないのだ。変わっていたとしても、何も伝わってこない。 このキャラクターを生かしきれてないような気がしてもったいなく感じた。 娘であろう女性が、母親の骨壷を助手席に乗せシートベルトをかけ、 車で走りながら話しかけるところなどまるで『エリザベスタウン』。 周りの壮大な風景とそれにあう音楽のよさ、ゆっくりとした時間が流れるところは評価できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんにちは、「セルロイドの英雄」管理人のKenです!
僕はこの映画、かなり気にいってしまいました。 主人公とは性格も境遇も違うわけですが、なぜか癒されました。 音楽、風景、映画のテンポ、僕には全て波長があったようです。 (2006年03月19日 01時03分20秒)
Kenさん
>こんにちは、「セルロイドの英雄」管理人のKenです! >僕はこの映画、かなり気にいってしまいました。 >主人公とは性格も境遇も違うわけですが、なぜか癒されました。 >音楽、風景、映画のテンポ、僕には全て波長があったようです。 ----- Kenさん、こんにちは(^-^) この映画、評価高い方が多いんですよねえ~。 それなのに、こんな酷評してTBさせてもらうのも申し訳ないくらいです。。 もっと、いいかなあ~なんて思ったんですけどね^^ヾ コメントありがとうございました(^_-)☆ (2006年03月19日 11時53分24秒)
ロードムービーではないんですか。
ヒューマンな作品のようですね。 でも、そういう映画は、たぶん寝てしまうでしょう。新宿近辺では、封切られてないようなので、DVDで見ます。 (2006年03月19日 14時08分22秒)
中年ジュリーさん
>ロードムービーではないんですか。 >ヒューマンな作品のようですね。 >でも、そういう映画は、たぶん寝てしまうでしょう。新宿近辺では、封切られてないようなので、DVDで見ます。 ----- 全体的に、評価高そうですが私にはちょっと・・でした。 出鼻から音楽と景色がよくって、「あ~、私も現実逃避したいな」 と思ったのですが^^ヾ内容重視されるならDVDで充分ですね。 (2006年03月19日 20時35分52秒)
初めまして、TBありがとうございました。
>観てる側も、彼が一体どうしたいのかわからず、ただ心の葛藤を見守るばかり。 >何がしたいのかわからない。 きっと主人公も「何がしたいのかわからない」まま、 急に「子供」のことを聞かされて、「子供!家族!」 で頭がいっぱいになっちゃったのかな?と思って みていました。 たまに自分もそういうときがあるので(笑)、その 感じはなんとなくわかるのですが、はたからみてたら やっぱりじれったいだろうし、そういうのに振り回 されるのは勘弁だなぁって気もします。 風景と音楽、とてもマッチしていましたよね! (2006年03月20日 21時18分00秒)
>code_nullさん
code_nullさん、こんにちは(^-^) そうですね。当事者が一番わからない事って結構ありますよね。 第三者のほうが、よく見えてわかるもんです。。 この作品も、”本人と鑑賞者が一緒に成長していく”という見方もありますね。 音楽と風景は、「バクダット・カフェ」みたいでした^^ コメントありがとうございました(^_-)♪ (2006年03月20日 21時28分39秒)
はじめまして。
ところで、40点とは厳しいですね。 個人的にはkenさんが書いているように音楽、風景、あのゆったりとした映画のテンポを楽しむ映画だと思いました。 (2006年03月23日 23時59分36秒)
benzyさん
>はじめまして。 > >ところで、40点とは厳しいですね。 >個人的にはkenさんが書いているように音楽、風景、あのゆったりとした映画のテンポを楽しむ映画だと思いました。 ----- benzyさん、こんにちは。 全般的に評価の高い作品を低い点数で書き下ろすと 肩身がせまいものです。。。。 人によってさまざまですから、何が正解とかはないでしょうけどね。 音楽と風景は「バクダットカフェ」を思い出させるほど素敵だなあと思いました。 出だしから、映画の世界に入り込めるようになっていましたね。 コメントThank Youです(^-^)♪ (2006年03月24日 09時55分42秒) |